2009年11月10日 (火)

「風流(ふり)踊りフェスティバル」

今日は「風流(ふり)踊りフェスティバル」実行委員会があり出席させて頂きました。

北野天満宮を中心に北野界隈で発祥した「風流(ふり)踊り」

出雲の阿国が四条河原で興行を打つ前はこの北野天満宮の境内で様々な舞踊をおこなっていたとされる。

当時の庶民の心の発露の表現として「風流(ふり)踊り」は発祥したとされる。

今回中島貞夫監督監修のもと「風流(ふり)踊りフェスティバル」が北野を中心におこなわれます。

私も「奉納舞」として、参加させて頂きます。

今回は「上方舞」の色よりも「風流踊り」の色を濃く!!!

と言われています。

又新たな「舞」の色を表現したいと思います。

皆様に喜んで頂けるよう務めたく思っています。

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2009年11月 7日 (土)

秋の鳴滝能「熊坂」

今日は友の心遣いに感謝の日でした。

上方舞を追求してゆけば行くほどに「能」を学びたくなって行きます。ただひたすらに学びたい!!!という欲求に駆り立てられて行きます。

そんな話を友人にしていると「典枝さん、鳴滝能があるけどいかない?」「勉強したいって言っていたから、、、時間取れる?」「大丈夫だから行く!!勉強したい!!!」

で、行きました。能「熊坂」長刀の所作の能です。先日「長刀八島」を終え来年一月に再演です。もっともっと所作の工夫をしたい!!!型を勉強したい!!!そう思っていた矢先の「熊坂」

シテは観世流能楽師杉浦豊彦氏

凄い迫力でした。長刀の所作、面の所作、足捌き、呼吸、静止の姿、間合い、緩急その全てが勉強でした。

一瞬たりとも見逃さずと、、、必死に観させて頂きました。

格調高い能でした。

先日も友人が「梅若玄祥さんが三井寺で奉納舞されるよ!!」と知らせてくれました。

行きました。幽玄の薪能でした。

ただ立っていられる。それだけで思いが伝わる、、、

今日の「熊坂」もそうなんです。

立ち姿が凄いんです!!!

能囃子、地謡、その中で凛として立つ!!!

私が求める上方舞はそうありたい!!!そうあるように精進をし続けたい!!!

壮絶にそう思いました。

上方舞の舞の発祥は神楽です。

しかし、舞台演出を持った舞は「能」がその起点にあると思います。

少しでも近づきたい!!!学び続けたい!!!

上方舞の古典は、本道を一部たりともぶれたくない!!!そう感じました。

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2009年11月 1日 (日)

浮舟幻想

11月15日の舞う「浮舟幻想」

20分舞ってもらいたい。演目は宇治なんで「浮舟」を、、、という指定です。

地唄の「浮舟」に琵琶・笛の曲を併せて20分作品に仕上げました。

創り初めの頃は浮舟に何故か感情移入が出来ず、、、

二人の男の中で揺れ動く浮舟、、、自分ではどうしようもなく悩み苦しみ、宇治川に身を投げる。そして僧侶に助けられ、仏門に入る。

この心の変化がどうも解せない、、、

私の人ではないなあ~~~と思っていました。

このうじうじ感がどうも納得いかない、、、、

どう表現し、どう創り込んで行くのか、、、ただひたすらに曲を聴き、浮舟に思いを馳せました。

揺れ動く心はそこに身を心を委ね。

神仏への救いを求めながらも入水し、生かされている身を知りそこから神仏への加護と感謝の思いを抱き真の生き様を知り行く身となる。

紫式部はこの諸行無常の向こうにある世界を描き伝えたかったのではと感じています。

迷い、苦しみ、葛藤の末に何らかの決断をする。

するとその向こうに新たな世界が、新たな道が開けると、、、、、

やっと自分なりに「浮舟幻想」の落とし込みが出来ました。

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2009年10月20日 (火)

オペラ「トスカ」を舞ふ

2010年秋の公演にオペラ「トスカ」を舞う事に決めました。

「トスカ」を上方舞で創作舞として一幕の舞として創ります。

2010年から何年かかるか分かりませんが、舞う事の出来る題材として様々なオペラを上方舞に創作して行こうと思います。

新たな試みには必ず危険は伴います。

それを超えれるのは、今も生き続けるその作品への敬虔な心と自らを戒める素直で謙虚な心、そして怯まぬ勇気と限りない情熱であると思います。

年に1作品を創って行きます。

まず初年度は「トスカ」です。

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2009年10月18日 (日)

歌劇「トスカ」

久し振りに、聞きました。

PAVAROTTIとDEL MONACOの「トスカ」―星は光りぬ

数あるオペラの中でもこのアリアが一番好きかも!!!

テノール歌手は3代続かないと本当のテノールは生まれない、、、と以前何かの本で読んだことがあります。

それ程の声なんでしょうね!!!

私はこの二人が一番好きかな、、、

声も心情もその全てが、心に響きます!!!

久し振りに聞いて、、、また暫くはまりそうです。

「トスカ」はいいよね~~~

PAVAROTTIとDEL MONACOは最高!!!

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2009年10月16日 (金)

典枝舞一夜の画像です。

地唄「狐火」の画像です。Kitunebi1

プロフィールにもUPしています。

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2009年10月13日 (火)

典枝舞一夜―月―

朝から美しい日差しで、、、深まり行く秋の公演はとても気持ちのいいものです。
「正庁」は明治の面影を色濃く残した、存在感のある佇まいです。
雨に洗われた木々が光に映え、、、

監督が「今回は舞台の設えを変えよう」
そして、舞台を何時もとは別にして、「能舞台のように使おう」
「客席も少し変えよう」
そう仰って今までとは違う設えです。

地唄「狐火」大石内蔵之助の作詞による地唄、討ち入り前の覚悟を決めた人間の言葉、、、
今回は不思議とその想いが胸に響きました。
狐でありながら人間に恋をする。添えぬ思い、
「あるかなきかの首尾を思うが命さ、、、」
「限りある身の限りを知らで、甲斐もなき身を打ち嘆き、、、」
「なんの因果で娑婆に来て、生きて添わるる身ではなし、、、」
この一つ一つに命の限りを、、、覚悟の命を、、、
舞っていて単に女の情念ではない、人としての覚悟、命の限り、
そんな舞であると感じていました。
これは、これから人生を賭けて舞う舞であると、そう思いました。

地唄「長刀八島」
長刀は本当に扱いが難しかったです。
私の弟子に長刀の師範が居ます。彼女に最初の手ほどきを受けました。
主に型です。ただ、試合の作法との型と舞とは異なるので、その後はただひたすらに勉強です。
先代の金剛巌師のDVDを持っていましたので、このDVDは昭和の名人といわれた能の方がたのDVDで、事あるごとに勉強をさせて頂いていました。
「船弁慶」の長刀の所作がありただただ観ました。
そこから作舞です。
今回は最初漁師で出て、義経の亡霊になり、合戦、そして、諸行無常の世界へ、、、、、

昼の部が終わり監督が言って下さいました。
「型を決めて後0,3秒静止」
「長刀を持ったら荒事として扱え」
そして、夜の部へ、、、
2回観てくださった人が変わったねと、、、
一つ一つが学びと修行!!!
多くの課題を感じました。
これからです!!!

何時も地方をして下さる北野峰琴さんとよく話します。
「古典を残したいね。今もう唄われていない、舞われていない、それを残そう!!!」
二人でこれから成し遂げてゆく仕事です。
今回の「狐火」もその一つです。
来年は「那須野」「関寺小町」まだまだ多くの曲が、素晴らしい曲があります。
これを世に出して、残してゆくそれが大きな仕事と感じています。
また果てしない道へ、、、

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2009年10月 4日 (日)

「横笛」の画像をプロフィールにアップしました。

Yokofue8 先日の「横笛」の画像です。他はプロフィールにアップしました。

よろしければご覧下さい。

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2009年9月29日 (火)

「古典の日」リンク

この度「古典の日」のHPと相互リンクさせて頂く事になりました。

私のHPにもリンクをさせて頂きますが、一足早く、、、

http://www.kotennohi.jp/index.html  

私の様々な公演に後援もして下さっています。

この「古典の日」は京都府・京都市・宇治市・京都商工会議所が「源氏千年紀」の終了と共にこの記念すべき「源氏物語」を基点に様々な古典を大切にし推進して行こうとして生まれたものです。

「時空を超えた人間の叡智の結晶―古典」

とされ、「古典をいだき、古典に抱かれて」、、、

上方舞も舞の発祥からすれば遥か悠久の彼方から舞われ続け、育くまれ、それに携わられた多くの方がたの精進と夢と理想が今に生きているものと思います。

今に至るまでには本当に時空を超えた叡智があればこそ現代に受け継がれた、またそれは次代へと受け継がれてゆく、、、、、

それは、永遠の輪廻、、、永遠の心、、、人間の叡智の素晴らしさを伝えるものと思います。

「古典」は古いものではなく、時空を超えて、今にを生き、未来に生きるものであると感じています。

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2009年9月18日 (金)

大石内蔵助作詞・地唄「狐火」

創作舞「横笛」を終え10月10日京都府庁「正庁」(重要文化財)で

公演する「典枝舞一夜―月―」の振り付けに入っています。

地唄「狐火」はうん十年昔、、、に毎年東京で公演していた頃、地方をして下さっていたのが故冨山清琴先生(現在は息子さんが二代目を襲名されています。)

古い地唄の歌詞の中から「狐火」を見つけ富山先生に「これを舞いたいんですが、、、」とお話した所「じゃあ、おこしてあげよう」と快くして下さり、その後幾度と無く上演してきました。

当時誰も舞う事も無く、又現在でも殆ど舞われる事のない作品です。

作詞が討ち入り前の大石内蔵之助、、、といわれています。

以前作舞した折と、今は少し解釈が変化しています。

死を覚悟している人間の持つ潔さなのか、、、言葉の中に言葉の先にある何かを感じてしまいます。狐が人間の男に恋をする。添えるはずの無い思い、、、狐火は妖しの影か、、、覚悟の上の恋か、、、幻なのか、、、現なのか、、、行き着く先は、、、

これは只の恋ではない、、、そこに重ねられているのは、、、

地唄の三弦(三味線)好きですね!!!

私はやはり古典が自分の帰るべき場所!!!そう感じています。

自分の根幹はやはり古典です。地唄舞・上方舞そこが帰るべき場所!!!

うん十年積み上げてきたものは古典の世界!!!

根幹は古典!!!揺ぎ無くそう感じています。根っこと本体の幹は古典!!!

様々な枝葉は創作舞!!!

今地唄「狐火」と「長刀八島」を作舞していて体の芯にある三弦・唄の世界が本当に好きです!!!

今更なんですが、、、本当に好き!!!

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2009年9月 5日 (土)

KBSTVとKBSラジオ出演

9月7日(月)KBSラジオ出演します。

「森谷威夫のお世話になります」に11:00~生出演します。

聞いて下さい!!!

9月8日(火)KBSTV「ぽじポジたまご」に10:00~生出演します。

観てください!!!

宜しくお願いします。

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2009年8月26日 (水)

ホノルル美術館館長スティーヴさん

先日来月の公演のお話などで京都の友人宅へ、、、

するとなんと!!ホノルル美術館のスティーヴ館長が!!!

「タチバナサ~~~ン ヒサシブリ ゲンキデスカ?」って日本語はここまで。

「何時いらしたんですか?」「おととい」「来月公演あるんです。観に来て下さい!!」

「一週間で帰るよ。又すぐ来るから」、、、、、、

とまあ、、、私の小学生程度の英語で話して、、、

スティーヴ館長は以前私をホノルル美術館に招聘して公演をしてくださいました。

その公演が終わって、ハワイを案内して下さった時、現地の人しか知らない場所に案内して下さいました。

「ここは不思議なエナジーがある場所。自分は時々ここに来てメディテーションをする。すると凄いエナジーをもらえる」

そこは人も疎らで、土地の人達が子供づれで来ていたり、静かに波打ち際で本を読んでいる人、、観光客は1人も居ませんでした。私も静かにメディテーションを、、、

するととても神聖で荘厳なエナジーを感じました。

スティーヴが、「ハワイはこの地球上でもとても選ばれた土地。神聖な場所なんだよ。」と

スティーヴはアメリカ本土の美術館で嘗て20数億の大プロジェクトを大成功させた凄い敏腕の持ち主!!

なのに何時も逢うと優しく微笑んで、本当にジェントル!!!

彼は私の「立花流上方舞・書芸術院」の顧問もしてくださっています。

良い方達に出逢えて、本当に感謝です!!!

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2009年8月24日 (月)

横笛

先日最終の脚本を監督に見て頂きました。

「うん、これで出来たね。」

幾度かの修正を重ねて、、、

その都度今回脚本に初めて挑戦された、たつみ都志さん!!!

谷崎潤一郎の研究家で武庫川女子大学の日本文学の教授!!!

彼女が本当に素晴らしい脚本を書いてくださった!!!

舞台はまずは、いい脚本!!何です!!!

幾度も幾度も話し合って、、、監督の言われた事を修正し、、、

凄い人は実に敬虔にその作業をして行く、、、、、

先日茂山童司さんも参加して下さっての最初の場当たりリハをしました。

十七絃箏の麻植さん作曲シンセの岩坂さん、、、

みんなの心が調和されて、、、いい舞台を!!!

お客様に喜んで頂ける舞台を!!!

観に来て下さった方の心に残る舞台を!!!

そう思います。

多くの方がたに支えられて、、、、、

又夢を一つこの手に、、、、、

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2009年8月 1日 (土)

夢をあきらめない!!!

夢をあきらめない!!!

今の挑戦をあきらめない!!!

この思いの継続は自分の心との戦い!!!

挫けそうになる時、、、負けそうになる時、、、あるよね、、、

でも、、、そこが正念場!!!

何時も思います。

決して諦めない!!!自分との戦い!!!

挑戦は自分の心への挑戦!!!

また挑みます!!!

そう!!!夢を諦めない!!!  夢無限!!!

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2009年7月28日 (火)

京都のやさしい風

「京都のやさしい風」のゲスト《ならいごと十色》楽長北林功さんです。

京都で様々な伝統を紹介しながら、、多くの方に伝統を味わい知って頂こうとする新たな試みをされています。

どうぞお聞き下さい!!!

http://kyotonoyasashiikaze.seesaa.net/article/124255908.html

また私がゲストで先日出演もさせて頂きました。

よろしかったらそれも合わせてお聞ききく下さい!!!

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2009年7月20日 (月)

星の大地に降る涙

「星の大地に降る涙」、、、、、、、心震える作品でした。

涙が出るほどに笑って!!!反戦の強い思いを感じて!!!最後は号泣!!!でした。

終わって、、、心がとっても幸せになりました。心が幸福感で満たされたんです!!!

揺ぎ無いコンセプトがとても美しく、純粋な作品でした。

夫々が凄い実力を持っていられる。そんなアーティストが板の上で戦っているのに、心が、思いが、見事に調和されている。

寺脇さんと岸谷さんの殺陣のシーンが、、、

一騎打ちの、、、刺し違える覚悟の凄い殺陣、、、凄まじい迫力、、、なのに、、、

命がけの戦いなのに、、、伝わってくるのは、、、深い愛なんです。

死に物狂いで刃を交わしているのに、、、

哀しいほどの愛が、、、伝わるんです、、、

こんな殺陣観たことない!!!こんな一騎打ち観たことない!!!

全てが美しかった!!!

壮大な愛とロマンの物語!!!

人は愛に始まり愛に終わる、、、そう思います。

相手を認め調和して行く、、、信じる事を、、、信頼を築こうと努力して行く、、、

そうすれば何時か戦いはこの地上から無くなる!!!

相手を認めようとし、愛そうとすれば、戦いは無くなって行く、、、

その一歩を踏み出す。まず心にそれを思う。

それが反戦への始まり、、、

観終って、、、

「花伝書」の言葉が聞こえてきました。

―芸能とは、人の心を和し、調和し、幸福にする。さすれば人は心豊かになり、心豊かになれば、長寿へと繋がる。人々の心が幸福で豊かであればその国も栄える。芸能とはそうである。―

寺脇さんが挨拶で言われました。

「世界で只一つの作品が今日完成しました。」と、、、

観客と共に一つになる!!!

「地球ゴージャス」ってすご――――――い!!!

幸せにしてくださってありがとう!!!

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2009年6月29日 (月)

京都のやさしい風ゲスト麻植美弥子さん

麻植美弥子さんとは幾度も幾度も競演をしている仲!!!

麻植さんの十七絃箏は実に雅で奥深い世界を奏でられる!!!

去年は「六条御息所幻想」で幾度かご一緒して、、、、、その前は「万葉恋歌」での共演。

そして、話は今年から活動開始した「京都4TION」の話。

今年の秋に公演する「横笛」―創作源氏物語―

私は横笛の化身になり舞って行きます!!!

麻植さんは十七絃で横笛の化身の想いを表現して頂く、、、

語りは狂言の茂山童司さんと文学座の麻志那恂子さん!!!

そこに岩坂富美子さんのシンセサイザーが入り、、、

新たな源氏の世界を皆様にお観せ出来ると思っています。

作曲は全て岩坂さん。

そこで、、、麻植さんの十七絃が箏でありながら箏でないような音色を奏でて行きます。

これから創って行く世界が私も楽しみなんです!!!

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2009年6月 4日 (木)

GPライダー ワイン・ガードナー

先日本屋さんへ、、、探していた本が見つからず、、、

何気にバイクの雑誌に、、、で、久しぶりに「RIDING SPORT」を手にとって、、、

まあ久しぶりに見よう!!!って買いました。

2009MOTOGPのレース模様が、、、やっぱバイクっていいね~~~

見ているうちにビックリ!!!

ワイン・ガードナーの特集!!!えっ!!!えっ!!!

あの当時私の中で最高のライダーが、

ウエイン・レイニーとワイン・ガードナー この二人だった!!!

ガードナーはパドックでもピットでもサーキットホテルの中などで見かけても、いつもとってもジェントルな人だった。

当時良く8耐にも出ていたんで、サーキットの中やホテルの中でチームメイトと居る姿を本当に良く見かけ、その度に穏やかな佇まいを遠めに感じていました。

あれ程のレースを戦う人が、、、っていつもそう感じていました。

でもレースでは、

イタリアGPでは押しがけに失敗、後続車両に突っ込まれ、シフトを破損しながらのゴール。

外れたカウリングを引きずったまま激走し、母国での2連覇を達成もした。

その戦いぶりは鮮烈でした!!!

そして、その雑誌に書かれていたガードナーの人となり

「ホンダがガードナーの最大のライバルローソンと契約、、、かなりのショックを受けたにもかかわらずチームを離れず、ホンダの要請に従い過酷な8耐にも出場し続けた。」

「そして、第二の故郷というべきイギリスのファンにグランプリの扉を開くキッカケを与えてくれたことに対して感謝を述べ、、、引退会見の翌日、ガードナーは持てる力を振り絞るようにアクセルを開けると劇的な勝利を挙げ、その花道を自らの手で飾って見せた。」

ホンダカラーが実に素敵に似合った人でした。

ホンダカラーのバイクにホンダカラーのツナギが似合っていた。美しかった!!!

ガードナーの走りって、、、品が良かったのよね、、、

レイニーとガードナー!!!

素敵なライダーだった!!!

いい夢を見させてくれた!!!壮絶に戦い続けたライダー!!!

忘れられないよね!!!

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2009年6月 2日 (火)

万葉恋歌

「万葉恋歌」の動画が

http://www.youtube.com/watch?v=ztxmLR0p9B8 

にUPされています。

  舞・作舞:立花典枝

 十七絃箏:麻植美弥子

キーボード:岩坂富美子

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2009年5月30日 (土)

教えられた事

先日中島監督にお目にかかり「横笛」の最終稿を観て頂きました。

「良くなったね。随分具体的になったね。さあこれをどう舞うかだね。」

そう、、、どう舞うか、、、とてつもなく難題です!!!

監督の一言はグサッと刺さります、、、

逃げ隠れもできない、正に挑戦です!!!

そして、監督が言われました。「あんたのその挑戦してゆく、そこを買っているんだよ。」

あり難いです。本当に感謝です!!!

白紙で出発して、ただひたむきに歩いてきて、、、

挑戦し続ける!!!その事が、今まで継続できた事、歩き続けてきた事、そう思います。

こうして教えて下さる事に感謝です。

また白紙の心で舞に向かいます。

*You Tubeに先日の「葵の上」がUPされています。よろしければ観てください。

http://www.youtube.com/watch?v=gKZfi4-y804

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2009年5月27日 (水)

奉納舞「天の舞」

Tennomai

奉納舞「天の舞」

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2009年5月17日 (日)

地球ゴージャス「HUMANITY」

すごーーーい!!!作品でした。DVDで見たんだけれど、、、

CONCEPTがとってもSERIOUSで不動なのに、、、表現されているものがFUNNYで、ECCENTRICで、鮮やかな色彩の中に不動の静寂な世界が存在している。確かな真実と確実なる信念がはっきりと見える。

舞台上に異なった次元が同時に存在し、人間の本質が交錯しながら確固たる真実を表現している。

不思議に魅力的な世界!!!とってもPUREな心を感じました。

思いっきり笑って、、、切なくなって泣けて、、、最後は号泣でした。

「地球ゴージャス」って岸谷五朗さんと寺脇康文さんのお二人の心が思いがゴージャスなんだと、、、感じました。

何度も観たくなる心の中に温かで優しい思いが生まれる素敵な作品でした!!!

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2009年5月 5日 (火)

「京都のやさしい風」ゲストウベ・ワルタさん

5月の「京都のやさしい風」のゲストはドイツ人の尺八奏者ウベ・ワルタさん。彼と最初に出逢ったのは、ギタリスト・中村ヨシミツさんのライヴで共演したのが最初でした。それから幾度か出会って、即興のコラボレーションをしたり、、、と幾つかの縁を頂いて今回5月15日の「ウベのウベ的音世界―源氏物語―」で共演する事になり、5月のゲストにお願いしました。ウベの尺八は独特の世界があって、今回ラジオでは生演奏をお願いしていました。ウベは自作の尺八も持参してくれて、また「ハン」というスイス人が作った現代音楽器の演奏のCDも持ってきてくれていました。

「どれを演奏しよう?」ウベと打ち合わせの中で、ウベの「ハン」のCDを聞きながら、「これに重ねて尺八を演奏出来る?」「うん、大丈夫!!!」「じゃあ、それで一曲してくれる?」「いいよ。」

で、聞いていると、、「今回の夕顔のシーンこれで行かない?」「これいい?」「うんこれいい感じ!!夕顔の雰囲気出てるよ。これは何の曲なの?」「これはゲルマンの女神の事を曲にしたんだよ。」「いいね!!!」「OK、じゃあこれで行こう!!!」

で、「夕顔」の曲は決定!!!です。

「次、どうしよう?」「ウベの持ってきたウベが作った尺八の生演奏にしようよ」「OK、ちょっと吹いてみるね」

それが深い音色で、、、市販の尺八とはまた違った独特の音色!!!

「ウベ、「六条」これで行かない?」「これいい?」「うん、この深さというか低い音の震えが「六条」の世界よね。」「じゃあ、これで決定?」「うん、これでやろう。」「うん、分かった。これで行こう。」

で、「六条御息所」のシーンの基本音源決定!!!です。

「夕顔」はウベのハン・尺八に裕紀さんの鼓が入って舞います。

「六条御息所」はウベの尺八・ヨシミツさんのギター・裕紀さんの鼓で舞います。

http://kyotonoyasashiikaze.seesaa.net/   「京都のやさしい風」をNETで聞けますので、

5月14日以降にお聞き下さい。

また先月のはすでにUPされています。よろしければ聞いてください。

ヨロシク!!!ネ

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2009年5月 2日 (土)

京都市芸術文化協会 

この度「京都市芸術文化協会」会員になりました。

私のように名取を返上し、1人で立ち上げ、1人で活動を始め、、、

でもその中で本当に多くの方がたの御支援を頂き、また心温かなご指導も頂きました。

当初は一人であっても活動して行く中で多くの縁(えにし)を頂きました。この世の様々な事は全て必然であると、、、偶然に見えることも全てが必然、、、そう感じています。

名取を返上し、傘も扇もなく地唄「ゆき」を舞った折は様々な批判も受けました。ライヴ活動を始めた時も「古典芸能」をライヴで、、、とも言われました。でも、不思議と私の周りには厳しいけれど応援して下さる多くの方が居ました。そして、、、お客様が居て下さいました。

いつも思っていました「お客様が観に来て下さる限りは何があっても舞台を続けよう、、、精進を重ねよう、、、」そうしてただただ前を向いて舞って来ました。

今こうして「京都市芸術文化協会」の会員に推薦して頂き会員にならせて頂けた事に感謝です。

いつも原点に戻る。いつもスタートラインです。精進は尽きる事無く、情熱も、夢も、無限であると思います。

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2009年4月27日 (月)

東放エンターティメント 講師

大阪にある「東放エンターティメント」の講師に5月から就任します。

「表現塾」(演技始動・殺陣道・日本舞踊など)で「所作」「日本舞踊・上方舞」の講師。

「ティーンズ倶楽部」(声優・タレント養成塾)で「所作」「日本舞踊・上方舞」の講師。

「表現塾」はプロの養成。

「ティーンズ倶楽部」は小学生高学年~高校3年生まで。

詳しくは「http://www.toho-osaka.com」 へ

随時申込受付中です。

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2009年4月22日 (水)

レイニーは呟いた「あれは僕のマシンさ」

あの頃のレイニーの走りを見たくって、、、やっとレイニーのDVDを手に入れました。

私はなんでこうのめり込むんだろう、、、これはきっとずーっとそうなんだろうね、、、何かをキッカケに夢中にのめり込んで行く、、、幾つになっても変わらないんだろうね。キット、、、

レイニーの事を書いている内にあの走りを再び観たくなってね。ネットで探しました。で、見つけました!!!やはり凄かった!!!シュワンツとのバトルは今はもう伝説にさえなっている、、、

富樫ヨーコ著「選ばれしGPライダー」の中に書かれているレイニーの呟き

「あれは僕のマシンさ・・・・・ヤマハはルカのためにいいマシンを作った。僕の要望を全部取り入れている。そう、あれは僕のマシンさ・・・・・」

車椅子のレイニーが搾り出すように呟いた、、、壮絶な思いだったんだろう、、、、それは私には想像を絶する程の思いだと、、、

レイニーを育てまるで兄弟のように共に戦い続けたキング・ケニー、そのケニーがたった一度レイニーの事故の後あたりをはばからず号泣したという。事故後も気丈でいたレイニー、、、これがもし逆であったら二人は同じ行動をとったであろう、、、と

そして、シュワンツは「レイニーが元の体に戻るのならば、僕はチャンピオンになれなくてもいい」「彼の怪我が治るのならタイトルはいらない」そう語っていたと言う、、、

レイニーの呟きを心底分かり得ることが出来るのはきっと、3度のGPチャンピオンに輝いたキング・ケニーと数々のバトルを、鮮烈な戦いをした、シュワンツだけのような気がする。

私には計り知れない凄いものを見た気がする、、、

後年ケニーがレイニーの事故の事を「それはレースとは関係のない事で、ライフ(人生)と関係することだ。レースとはライフだが、ライフはレースとは別の観点で見なくてはいけないんだ。どんなに一生懸命やろうと、誰もライフを変えることはできない。これは神がウエインや僕等に与えたライフなんだ。」

そして、レイニーがセナの死について語った「彼は僕にとって特別な人間なんだ。おそらくセナは僕と同じだったと思う。彼にとってレースをやっている事が幸せだったんだ。僕達は皆、何事もなく無事に終わってくれればいいと願っているけど、朝、眼を覚ましたときには、僕達の職業においてベストになりたいと考えているんだ。だからこそ全力を尽くすわけであって、あの朝、彼も眼を覚ました時に、きっと優勝するつもりでいたはずだ。ちょうど僕がミザノで、決勝当日の朝に眼を覚まして、優勝するつもりで居たのと同じにね。  セナの死は大きな損失で、僕らは決してその穴を埋めることはできないだろう。だが、我々はその事から学ばなければいけないんだ。人が死ぬという事は確かに悲劇だ。だけどそれが人生なんだ。」

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2009年4月19日 (日)

舞台用書・絵

やっと1日時間が取れたので、描きました。4m50の寒冷紗に竹の絵を、、、

5月の「源氏物語」の主催者から「竹の絵を描いて下さい」って言われていて、当日の舞台に私の書(源氏と六条の和歌の書)と絵(月に群雲)に竹の絵を加えたいとの事。

ただ4m50に描くにはかなりの集中が必要!!!bearingやり直しは効かない(これは書も同じなんです。)1日ぶっ通しでないと出来ない!!!

で、今日仕上げました!!!気がついたら12時間ぶっ通し、、、bearingbearingでもやっと完成しました。coldsweats01

私の絵の手法はステンシルで描きます。エヤーを使用したらって、言われもします。

が、、、どうも私は、エヤーだと手の温もりが伝わらないような気がするんです。出来上がった作品に温もりが伝わるように、、、と、思います。時間も労力もかなりかかるんですが、、、やっぱ古いんだろうか???な~んてねhappy01

今年の秋に「源氏物語」より「横笛」を公演します。其の時に竹のイメージの物を一枚作っておきたかったんです。竹とは見えない、、、が、、、霞の向こうに、、、そんな感じで描きたいと思っていました。

舞台に調和できれば、、、です。

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2009年4月18日 (土)

日本民族の特質

先日「ならいごと 十色」出陣式に伺いました。様々な職業の方が参加され、京都から「伝統をあそぼう」とのコンセプトで「伝統・和」を伝え、実感して頂こうとの新たな試みです。そこで、大手企業のコンサルティングをされている「塩田圭介氏」にお目にかかりました。氏はPC関連のハードの技術開発もされているとの事。お話を伺っていると、私も知っているPC関連の機器の開発にも携われたとの事、、、そして欧米にて何年かの仕事をされている中で、「日本人の持つ探究心、細部にまで拘る追及心が多くの世界的な技術開発を成功させて来たんだと、、、」欧米の様々な技術者から言われた。と、この深く探求する精神、しかも細部にわたるその細やかさは日本人の特質で、他の民族にはそこまでの深い細やかさは無いと、、、それが世界に名だたる日本の技術を生んできたんだと、、、だから今日本人は又新たに日本人の持つ特質を見直す時代に来たんです。と、、、技術開発の最終段階では必ず人の手が重要な要素を締める。最終の完成の時期に人間の手が必要になるんだと、、、精密であればこそ、また最新であればこそ、人が重要な位置を占めるんです。と、、、

その話を伺って、以前アインシュタインが「究極の理論の向こうには、理論越えた世界を感じると、、、」

今時代はメカが氾濫している。でも、人が人間の心を失えば何もかも無くなってしまう、、、

最新の技術開発にも人の手が必須であるように、そこにも人の細部に渡る探究心と共に心が投影されることが重要であると感じました。

そして、人間の力では、知性や能力でははかり知る事が出来ない遥かな尊き者の存在を知る事が、人が敬虔になれる、謙虚になれる唯一のことなのではと、、、

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2009年4月14日 (火)

不屈のライダー ウェイン・レイニー

何人かの方から「プロフィールを、、」と言われていて、ブログの横に見て頂ける様に書いて見ました。出身地とか血液型とか好きなものとか、書いている内にあの不屈のレーシングライダー ウェイン・レイニーを思い出したんです!!!美しいライティングでした。いつも少し離れたピットから、、、鈴鹿の最終コーナーを立ち上がってストレートから第一コーナーに抜ける美しい走りは見事でした!!!あの当時2輪は4輪ほど華やかでもなく、ピットクルーとライダーが必死で戦っていました。(今も当然そうだと思いますが、、、)

私、これでも中型の免許は持っているんです。かつては、RZ350ってのに乗ってもいたんです。 サーキットの油の匂い、、、音、、、好きでした!!

早いライダーは美しいコーナリングをする!!そう言われます。そして、その音はまるでクラプトンのギターの唸る音のように空を舞って行きました、、、

そんなレイニーがクラッシュで大怪我との情報が入り、、、それも脊髄をやられて多分動けないだろう、、との話でした。「下半身不随、再起不能」とも言われていました。それが暫らくすると車椅子で動いていると、、そして!!!チーム監督になってサーキットに戻ってきたんです。ピットでレイニーを見たときは嬉しかったです!!!車椅子でピットに!!!凄い精神力!!!不屈の人!!!そう思いました。

そんな事を考えながら、好きな俳優や好きなスポーツ選手を書いていると皆共通しているんです。

野茂英雄もセナもレイニーも寺脇康文さんも玉三郎丈も団十郎丈もショーン・コネリーも、、、

皆、男が本気で惚れる男なんです!!!

野茂のどんな時も真っ向勝負を挑んでゆく姿!!!セナの見事なコーナリング!!!レイニーのストレートからの美しい流れ!!!

先日観た「マルグリット」での寺脇康文さんの見事な立ち姿!!!ただ単に髭を剃っているだけのシーン、、、でもその立ち姿が、、、舞台で鍛え上げた見事な立ち姿でした!!!とってもセクシーで、、、背中、足、腰、そのいずれもが凄い集中力で、、、筋肉がとても美しく魅力的でした!!!

玉三郎丈の着物の中の動きの凄まじさ!!!

団十郎丈の「勧進帳」の延年の舞!!!正に武士(もののふ)そのもの!!!

ショーン・コネリーが見せる全てを含んだ佇まい!!!

それら全ては、永年の修練と戦いを挑み続けている精神力の凄まじさが生み出したもの。

観客が「美しい!!」と感じる時、それは演じる者が自らの肉体を極限に置いたときであると、、、

(着物の中の体が極限に達した時に観客からは「美しい」と感じてもらえるのだと、、、)

そこに存在しているのは、形を超えた精神であると!!!

男が本気で惚れる男!!!見事な男!!!

その男が夫々の戦場で戦い続けている、、、

その姿を観てるのが好き!!!

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2009年4月 9日 (木)

包丁人佐藤倖三氏

4月の「京都のやさしい風」のお客様。包丁人佐藤倖三さん。

今回は佐藤さんが出版された「包丁人の季語日記」のお話も交えての、包丁人としての様々なことをお話下さいました。そして、奥様の土田京子さんもご一緒に収録にお付き合い下さいました。奥様の京子さんは「アカンサス音楽教育研究所」の所長でもいられます。

先日佐藤さんの御本読ませて頂きました。これは、佐藤さんにお目にかかれるなりすぐに申し上げたんですが、、「まるで長谷川伸の世界ですね!!粋な江戸弁で書かれていて、先代の松禄さんの「暗闇の丑松」の世界が彷彿と、、、」と、すると奥様が「私松禄さんの大ファンでしたのよ。主人も」って、、、江戸の世話物の世界が生きているようで、、、読み進んで行くとこんな話が、、、

「ある日親方が、「いいかお前達。俺の目は節穴じゃあないんだ。若いもンが寄ってるんだぁな、少々の酒は多めに見よう。隠れてタバコを吸っているのもお見通し。挙句に仕事上がりに仲間で花札引いているヤツが居るのも知っていらぁ。だがな、人間の欲には限りがないんだ。酒かタバコ、博打かおんな、どっちかにしておけ。何もかも慎んで仏様でいろとはいいやしねぇが、方図ないと必ず身を持ち崩すぞ。」、、、そこで私は考えた。酒はとても止められない。女を絶つなんてぇのは坊主じゃあるまいし。よし、タバコと博打には生涯手を染めまい、と。、、、」   「あれ、素敵ですよね。なんか粋で、、、」  「いやー、やっぱ男ですからね、、」「で、おんな絶たなかったからこんな素敵な奥様に出逢えられたんですね。」(笑)

本当に素敵なご夫婦でした。年に一度はフランスから招待されて、「日本料理の紹介」という事で渡仏されます。今年も秋に行かれるそうです。

御本の中には佐藤さんの様々なお料理(季節季節の、、、)が掲載もされています。

是非お手元に、、、各書店で手に入ります。

著者:佐藤倖三 「包丁人季語日記」 発行所:積文堂出版

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2009年4月 2日 (木)

サザンにはジントニックが似合う

春の宵moon1、、、夜桜が月に舞う、、、そんな夜に聞くのは

サザンオールスターズの「エロティカ・セブン」

そして、飲むのは、、、ジントニック

サザンの「エロティカ・セブン」は何故か春の夜moon3

それも散り行く夜桜が妖しく舞う、、、

そんな妖しの夜は「エロティカ・セブン」が似合う、、、の、、、

そして、、、ジントニックが似合う、、、moon1、、、の、、、

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中島監督に教えられた事

「横笛」の脚本第一稿を中島監督に見て頂きました。

「文学としては良いが、舞の脚本ではないな、、、この責任はあんただよ」

「はい」

「横笛の化身を舞う。そこは良い!!そこからあんたが何を舞おうとするのか!!何を具体的に伝え、表現したいのか、そこがしっかり出来てないから、書けないんだよ。これはあんたがきちんと書く人に伝えなきゃね。」

「監督、もっともっと突き詰めて考えてきます。出直してきます。」

「うん、やってきな。また、途中でいいから持ってきな。」

「はい、ありがとうございます。しっかり、出直してきます。」

こうして教えて頂ける事、本当にあり難いです。

もう、師匠もなく全て1人でしているとひとりよがりに物事がなって行きます。考えが平面的になります。でも、こうして監督から指摘されるとそこから深く、突き詰めてゆく事が出来ます。

物事を立体的に考えてゆく事が出来る。

自分の出来てない部分、欠けている部分、そこを教えて頂ける事に感謝です。

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2009年3月23日 (月)

悲しいボーイフレンド

優しく美しい映画でした!!!

心の奥に静かに涙が浮かぶ、、、そんな映画でした!!!

寺脇康文さんのさり気ない佇まいが、、、

微かに揺れる心の襞を、、、心の内の微かな葛藤がとても美しく、、、

私の心に優しい思いがひとしずく、、、、、遠い昔の閉まってしまった思いが、、、、、

静かに、、、密やかに、、、忘れる事無く、、、

映画が終わっても、しばらくじーっと座ったままでいました、、、

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2009年3月17日 (火)

能「熊野」「春日龍神」

3月14日そう、「熊野」を舞う前日に能「熊野」「春日龍神」を観賞しました。京都観世会館で行われた「井上同門定期会」です。この会に所属されている吉浪壽晃さんは「京都のやさしい風」のご縁で幾度かお目にかかり、吉浪さんの「能」も拝見させて頂いています。とても優しくて、いつも笑顔の素敵な方です。私は、今年から始めている「鼓・謡」で舞うという新たな挑戦のために「機会があれば是非能を勉強したいです。能の様々な公演を教えて下さい。」と今年初めに吉浪さんにお願いを申し上げました。すると、「能」の様々な公演スケジュールをお送り下さいました。本当に嬉しくて、有り難かったです。感謝!!感謝!!です。

でも中々時間が合わずやっと14日に伺う事が出来ました。

「熊野」橋がかりから、、、その一歩から私にはもう勉強でした。熊野の心、能の形、その全てが学びでした。眼に焼き付けておこうと必死でした、、、

そして、「春日龍神」、、、いつか時が来て機会があれば「長刀八島」を舞いたいと思っています。その為にもしっかり学ばせて頂こうと思っていました。装束の中での手の動き、足の運び、龍神の冠の線上にに撞木が見事に、微動だにせず決められる。一瞬で舞台の空気が変わる。

兎に角凄かったです!!!!!

お二方が橋掛かりに退かれる時に、私は心の中で「有難うございました。」と頭を下げさせて頂きました。これからももっともっと学び、良い舞台を皆様にお見せできる自分になりたいと、そう思いました。

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2009年3月11日 (水)

中島貞夫監督とJJサニー千葉(千葉真一)氏

3月8日(日)に京都で「キネマフェスティバル」があり、そこで中島監督と千葉氏のトークショーと映画鑑賞のイベントがありました。監督には今年の秋に公演する源氏物語第2弾「横笛」の監修もして頂き様々にご指導頂いています。感謝!!!です。

お二人のお話は、上映されたJJサニー千葉氏の「将軍家光の乱心激突」その際にアクション監督をされた時、ハリウッドからアクションに必要とされる様々な手法を持ってこられ、それを映画のアクションシーンに使用された事、、、「アクション」とはただ「スタント」をする事と人は思っているが、実は「演じると言う事、俳優は監督より言われればどのような事もやれるように肉体を鍛えておく必要がある。肉体を鍛える事は、心を鍛える、精神を鍛える事なんですよ!!!」と、、、

監督が「役者が剣を持てばそれは体の一部となり、切先まで魂がこもる。それが本当の俳優である。切先に命がこもる。」と、、、

そして、今撮られようとしている映画の事、千葉氏の夢は「柳生十兵衛の死ぬまでの2日間を映画にしたいと、、、十兵衛はただ戦い続けた男ではなく、民衆のため、その土地の人々のために戦い抜いた男である」と、、、特に柳生十兵衛が記した「月の章」は素晴らしいと、、、今の日本の現状は国が文化を映画を守ろうとしない。海外ではオーストラリア、カナダ、インド、様々な国では国が文化を守り援助している。その事を非常に憂いていられました。

監督とその「柳生十兵衛」の映画を、、、とも話されて、、、とても情熱的で映画を深く愛していられるのが伝わってきました。

お二人のお話は尽きる事無く、、、監督がいつも言われます。「活動屋なんだよ!!!」

いつまでも、尽きる事無い情熱を夢を語られるお二人は本当に素敵でした。

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2009年3月 7日 (土)

マルグリット

幕開き、、、バックライトの中にシルエットに浮かぶアルマンとマルグリット、、、ほの暗いライトの中で終焉を予感させ、始まって行く、、、

舞台美術の素晴らしさ、ライティングの美しさにまず感動でした!!!

ヨーロッパの色彩、光、影、そして、装飾の数々、、、舞台美術が洗練されて、日本人の役者ばかりで構成されているのに、舞台上には戦時下のパリが存在していた。色の使い方に、ライティングに引き込まれていました。

そして、マルグリット(春野寿美礼さん)美しい声、、、でもそれ以上に心を伝えよう、マルグリットの思いを表現されようとするその心に惹かされました。1人で人生を生きてきた女、幾多の修羅場をくぐり、様々な生き様をして、今はドイツ軍将軍の愛人。芯のところで強い女。その芯にある怯まぬ強さと心の奥に潜む純粋な思いをとても美しく表現されていました。 それは感動的ですらありました。

その女が若いピアニストに惹かれ溺れてゆく、、、危険と知りながら、、、ピアニスト・アルマン(田代万里生さん)ほとばしる情熱が熱く、ひたむきな思いを告げていました。

そして、将軍オットー(寺脇康文さん)男としてドイツ軍の中で将軍にまで上り詰めた男!!!誇りも、権勢も、自信も絶大に持っている。その男がマルグリットを本気で愛し、彼女の心を、真実の愛を求めて、、、そして、破滅へと、、、愛すれば愛するほど破滅へと落ちてゆく男、、、良い役よね!!!その男を寺脇康文さんは、男の色香を含みながら実に魅力的に演じていられた。 良い!!!オトコ!!!

脇を固められているマルグリットの元マネージャー・ジョルジュ(横内正さん)重厚で、強かで、キャリアの凄さ!!!舞台全体が締まって行く、、、年輪を経た男の魅力!!!

若手三人のピエロ(山崎裕太さん)ルシアン(tekkan)アネット(飯野めぐみさん)夫々に役にはまっていて個性の調和がとても素敵でした!!!この三人が歩きながら唄う歌がいい歌なんです。この場面の舞台背景に浮かぶ映像が独特の世界を表現して、その映像の両サイドにある装置の壁の色彩が深いdeepなSILVERにdeepなGOLD、黒そこにブルーのライトとグリーンのライトが重ねられる。それはまるでデルヴォーの静寂とキリコの破滅が同居しているかのような、、、この芝居の終焉を見つめているかのような色合いに染められていました。

場面転換にコロスのように登場する。「Musicians」と呼ばれるシンガー達、、、この方がたが舞台を締めて行かれる、、、おそらく夫々にキャリア実力凄い人達なんでしょうね。

この人達の衣装も良い色なんです。女性が深いグレー、の色の変化に合わせて身に付けるスカーフ、襟などに見えるグリーンが粋で、、、そうマルグリットの衣装で真紅のベルベットのドレスの色、、、深い真紅に少しベースに黒を入れた血の色のような赤、、、美しかった!!!

曲が、心に迫る良い曲ばかりでした。何時かこのカンパニーで再演があればまた観たい!!!

舞台が総合芸術であると!!!全てが、、、脚本・演出・CAST・STAFFが調和され、真剣に戦い続ける!!!その素晴らしさを観ました。

静かに心に残る作品でした。

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2009年3月 3日 (火)

一調

「一調」鼓と謡のみのことを能の世界ではこう言うのだそうです。

究極の研ぎ澄まされたものなんでしょうね。その「一調」を裕紀さんが演奏し、舞う、、、これからの新たな「舞」の形を創って行くような感じで、はじまりました、、、

「草子洗小町」「熊野」そして、、、秋には

「井筒」に挑みます!!!

今様々な事が動き始めていて、、、あるエンターティメントスクールにての講師のお仕事も春先には始まります。

「上方舞」を1人でも多くの方に知って頂きたい!!!感じて頂きたい!!!今創めている活動が徐々に拡がり私の夢である、、、

「世界各地で鎮魂舞(レクイエムMAI)を舞いたい!!!」この思いを祈りを実現させたい!!!

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2009年3月 1日 (日)

坂東玉三郎丈

私は舞台が近づいたり、振り付けの工夫をしている時などに「坂東玉三郎丈」の舞踊のDVDを観ます。観賞するというよりも、芸を、本物の芸を学ばせて頂いている。そんな気持ちです。

先日ある方から「先生観てください」と手渡されたDVD、、、今人気の方らしいです。観せて頂いているうちに、どうしようもなくなって、本物の芸が、本道を観たい!!!その衝動に激しく突き動かされました。

そして、「坂東玉三郎丈」のDVDを観ました。やはり凄いです!!!美の極致!!!着物の中の動きが尋常ではなく、、、ただただ見つめていました。一部の隙のない見事な所作!!

追い詰められると必ず「玉三郎丈」の舞踊のDVDを出しては勉強させて頂く!!!本当に「勉強させて頂いている」そんな感じなんです。私は「玉三郎丈」のDVDは全て持っています。私の宝物の一つです。「葵の上」を舞う前、「ゆき」を舞う前、事あるごとに観ます。そして、能も、、、多くの歌舞伎役者のDVDも、、、全てが勉強です。

研ぎ澄まされた美意識は孤高でもあると感じます。

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2009年2月26日 (木)

「冬物語」

先日某所より「蜷川作品の「冬物語」の招待したいし、行かない?」との誘いhappy01蜷川幸雄演出作品は観たい!!!で、行ってきました。

まず飛び込んできたのは、衣装の色合いの良さ!!!衣装が良いんです。誰???小峰リリーってなっていました。色といい、デザインといい、良かったです。

唐沢寿明さんが、嫉妬へ向かう狂気とその後の絶望感、哀しみが、、、この人が舞台に立つと、不思議な緊張感が流れる。舞台を張り詰めた空気に変えてゆく、、、

たった一人の役者のその思いで板の上が変化してゆく、、、舞台を支配出来る、、、

この人の舞台機会があればまた観たい!!!そう思いました。

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2009年2月13日 (金)

鼓の裕紀さんと能管のむつみさん

2008年最後の「京都のやさしい風」のお客様が鼓の裕紀さん(森本裕紀子さん)と能管のむつみさん(清水むつみさん)そしてこのお二人には2009年年頭の「京都のやさしい風」にもご出演頂きました。お二人には生で鼓・謡と能管の演奏をお願いし、快くそれに応じて下さいました。どうして、皆様こう優しいんでしょうhappy01

12月の時には「熊野」を、、、そして、お正月には「鶴亀」を、、、

やはり能囃子は格調があり、いいですね。裕紀さんの鼓とその掛け声の凄い事!!!

これぞ肝の据わったいい声!!!

今年に入って、裕紀さんと「能を舞ふ」を創め、、、、、、先日も「草子洗小町」をさせて頂き、今度は「熊野」に挑戦です!!!先日裕紀さんからテープが届き、今はその創舞に必死に取り組んでいます。bearingbearingbearing

もう必死です!!!今まで幾度も筝曲の「熊野」は舞い続けてきました。でも、、、鼓と謡のみは初めてです。初めての挑戦!!!鼓の音、掛け声の声音、謡、それは長い年月を掛けた伝統の持つ力と言うか、重みというか、、、、、踏み入れてはならないような厳しさを感じます。

これを「舞ふ」事が良いのか・・・・・・・この挑戦は無謀ではないか・・・・・・・そう思いながら必死に聞いていると、、、少しづつ隙間が空くようにその世界に入って行ける・・・・・・・

生半可な覚悟では踏み入れてはならない!!!敬虔な真摯な心を持って向かわなければいけない!!!(全ての舞台はそうなんです!!!)そう感じています。

何故、創めたのか!!!そう何かに引き寄せられるように「能を舞いたい!!!」そう感じたんです。その思いを抱き、突き詰めてゆく中で裕紀さんに出逢いました!!!

「まず、思いありき!!!」全ての始まりはまず「思い」「願う」そこから始まると!!!

それが、「夢」!!!

そして、言葉に出して言い続ける!!!それが「言霊」!!!

そうするとひたむきに努力を重ねてゆく、、、、、真摯に敬虔に向かってゆく、、、、、

すると、人に出逢い!!!事が具体化して行く!!!

そう!!!まず「思う事」そして「信じる事」!!!

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2009年2月11日 (水)

素敵な3人のアーティスト

ちょっと寒い!!まだ浅い春まつ宵moon1

昨夜は「ART CLUB」で高橋キヨシさん、藤本統紀子さん、釋恵一さんの「バースデイ・ライヴ」キヨシさんと統紀子さんが2月生まれなので実現したライヴwine

皆さんとコラボさせていただいて本当に素敵な方がたなんで、、、行って来ました。

釋さんのピアノが流れ、統紀子さんの唄が、、、統紀子さんって不思議な世界を持っていられる。統紀子さんの唄って、まるで人生を語るように、心を奏でるように唄って行かれる、、、私の好きな「喝采」―もうスターではなくなった1人の女が、今はその割れるような喝采もなく、、、昔自分が居たステージの位置には若い女が、、、、―それを切々と、でも、統紀子さんは女の誇りを失わずに歌い上げてゆく・・・・・凛として・・・・・きっと統紀子さんがそういう人なんだと、そう思います。いつも変わらず笑顔で、優しく、さっぱりとして、いい女!!!

そして、キヨシさん・・・いい声!!!魅力的な・・・セクシーな・・・声がどんどん張りが合って魅力的になって行かれる、、、「マラゲーニヤ」はもう最高!!!聞きながらご一緒した「サバの女王」を思い出していました。そこに釋さんのピアノがさり気なく、、、そっとキヨシさんをいたわるように添えて行かれる、、、いつも二人は譜面なし!!!これが凄い!!!何がおきるか、、、何を演奏されるのか、、、そのキヨシさんに釋さんのピアノが絡んでゆく、、、、、すごーーーい!!!プロの凄さ、長年培われた、修練を積んだ凄さ!!!誰にも出来ない!!!二人にしか出来ないステージ!!!見事でした。

ありがとう!!!キヨシさん、統紀子さん、釋さん、

素敵な春まつ宵moon1でした。

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2009年2月 8日 (日)

「鉄人28号」???

「鉄人28号」?????突然に何?????って感じですよね。

実は先日この公演の招待状を頂いて行って来ました。どんな芝居だろう???

ミュージカル仕立ての作品でした。

舞台に息づく何かを・・・・・感じていました。ただの舞台美術である「鉄人28号」の存在の凄さ!!!美術であるべき鉄人が命を持っている。鉄人で在るべき美術がそこに生きている!!!舞台に存在する「鉄人28号」この存在を役者の誰も超えることが出来なかったように思いました。

果たしてこのただの舞台装置に過ぎない「鉄人28号」を超える役者が存在するのか???

歌舞伎が好きで、両親がまだ物心もつかない時分から様々な芝居を観せてくれました。私の舞台の原点はそこにあると思います。能も歌舞伎も新派も新劇もオペラもクラシックの演奏会も絵画も様々な神社仏閣の宝物も、それら全てが原点です!!!

幾多の凄い、凄まじい舞台を、役者を観てくると、、、板に乗り続けている役者のオーラって生半可ではないんだと、痛切に感じました。凄い方がたの芝居、舞台は目に焼きついて離れません!!!今も何十年経とうとも決して薄らぐ事無く、むしろ鮮烈に生きて居ます。その眼、手の表現、台詞の声音、足裁き、衣装の扱い、背中の表情、秘めた思い、その全てが尋常ではありませんでした。

凄いものを観たという事のシアワセを実感して、板に乗る事の壮絶な思いを垣間見た思いがします。

キット居る!!!今まで幾多観た舞台の中にそれを超えることが出来る役者が存在すると、、、、、観ていながらそんなことを考え、多くの素晴らしい方がたの舞台をそこに乗せていました。

そこには見事な役者が、表現者が居ました。ただ板に乗るだけで全てを超える存在感を出す凄い方がたが、、、、、

舞台ってその人の生き様が板に乗ると実感させられました。

舞台には魔ものが棲むと言う!!!

取り殺されるか!!!それともこちらが打ち伏せるか!!!

命がけの勝負!!!凄いものに立ち向かって行くんだと、、、、、

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2009年2月 7日 (土)

「京都のやさしい風」西垣正信氏

西垣正信氏はフランス国立ニース音楽院を主席で卒業され、オペラ座での管弦楽団との「アランフェス協奏曲」の演奏でとリサイタルでニース市音楽大賞を受賞。スペイン政府主催マリアカナルス音楽コンクール審査委員。フランス・ビラロボスコンクール審査委員長。などヨーロッパ各地で活躍されています。

その西垣正信氏作曲による「風の霊」を麻植美弥子さんの十七絃で舞わせて頂いたのがご縁の始まりでした。(私のHPのOPENの場所に「風の霊」の舞の映像があります。)この公演は今「京都4TION」の仲間でもある岩坂富美子さん主催のコンサートが縁!!麻植さんも同じ「京都4TION」の仲間!!同志!!!ですね。

そして、実現したのが「京都のやさしい風」への出演でした。西垣氏はギター、作曲のすごーーい方!!!私はクラシックはただただ聞くだけ、、、しかも専門知識は全くありません。感覚で聞いているのみの、ズブノ素人!!!

ただお話させて頂く中で、舞をクラシックの曲で、西垣氏の作曲の曲でとのお話などをさせて頂く中で、、、ヨーロッパの香と日本の香、その求め行く心の深さに同じものを感じました。

これからどんなコラボレーションが出来るか!!!とっても楽しみですし、、、

地唄「ゆき」の世界を―海に沈み行く雪―と表現された方との共演は、舞う事の本質の感応を突き動かされて行きます!!!

今日その岩坂富美子さんが「日仏文化会館」でロマン・ロランの朗読に作曲され、朗読にピアノ演奏で共演されるので、行ってきました。ロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』の朗読にシーンごとの演奏が美しく調和されていました。

その場にイギリスから帰国されたばかりの西垣氏も見えられ、、、、、西垣氏は日本人なのに不思議とヨーロッパの香の漂う方です。

ヨーロッパで舞いたい!!!そう思いました。

夢は手にするもの!!!そこに至るには壮絶な努力が必要でしょうね!!!

そんな事を思いながら、、、、、です。

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2009年2月 6日 (金)

「京都のやさしい風」のお客様

今月の「京都のやさしい風」のお客様は先日ご一緒した。ジャズシンガー坂田佳子さん!!なんと!!!アカペラで2曲の歌ってくださいました。「生で唄って!!!」そう言う私の言葉を快く受けて下さって、、、深夜の放送なんでと、「ラヴミーテンダー」と昭和歌謡「星の流れに」の2曲heart02セクシーな声、、、深夜にはぴったりでした。話はマタマタ弾んで、、、「ART CLUB」のことからARTの敬子ママ、ピアニストの釋さんの事などなど・・・・・彼女は大阪の難波にある「スイスホテル」の最上階のラウンジで週4のライヴをしています。このブログ見られたら行って上げて下さい。かなりの楽しくディープなライヴの様wineきっと楽しい事と思います。

何時か機会があれば佳子さんの「星の流れに」でコラボをと約束も出来ました。

優しくちょっとシャイで、、、で、結構リアルな話を、、、

どこかで共通項がある人、、、気の合う人って、性別を超えるんですね。女同士なのに何時か人間同士、同士が同志的意味を持つような不思議な感覚になって行く・・・・・

きっと長~~く続いている関係の人達って、みんな何処か同志なんですね。キット!!!

男も女も超えて付き合える!!!今そんな人に囲まれて本当にシアワセlovely

これから、去年の「京都のやさしい風」のゲストの方がたをゆっくり紹介させて頂きますね。

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2009年2月 2日 (月)

神殿から吹き抜ける風

雪の舞う夜明け 赤みを差す日輪 清涼な風 奉納舞の当日に相応しい朝でした。早朝神社に着くと美しい女人の宮司さまが出迎えて下さり、仕度の部屋に案内して下さいました。清清しい心地で仕度をしていると遠方から朝早く駆けつけてくれた、鼓・謡の森本裕紀子さんが笑顔で仕度部屋に登場!!です。美しい人です。根性の座った見事な人です。心配りが細やかで、、、気の合う人との共演はいいものです。

田中神社の「とんと祭」の火が燃え盛る中奉納舞が始まります、、、燃え行く火、静かに、敬虔な心で神殿に座し舞い始める、、、中の舞の中風が、、、神殿より吹きぬける風、、、風に舞う木の葉、、、神殿から吹き抜ける風は神さまが喜んで下さる印と、、、其の時私も裕紀さんも高天原に、、、雲の上に、、、居たように同時に感じていました。

裕紀さんとユニット「HIMIKO」を結成しました!!!二人で様々な能の演目に挑戦です。

最初に奉納「草子洗小町」次に3月15日に「熊野」そして4月12日には箏の入っての「熊野」これから演目を広げ様々に挑戦して行きます。

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2009年1月31日 (土)

能を舞ふ

いよいよ始動し創めた―能を舞ふ― 今回は「草子洗小町」小野小町のお話。2月1日に田中神社での奉納舞で「草子洗小町」を舞う事になりました。能を鼓と謡のみで舞う!!!かなりの挑戦です。鼓は森本裕紀子さん。彼女の鼓を初めて聞いた時に感じました。「戦い続けてきた鼓だと!!!」掛け声が並みの性根の据わりではないんです。性根の据わりかたが尋常ではない凄さを感じました。この人となら一緒に創ってゆける!!!創って行きたい!!!そう感じました。彼女に言いました。「並々ならぬ修行を超えて来られたんですね。本身の刀が抜かれている!!!凄いですね。」「分かって頂けたんですね。」人と人の出逢いって、不思議です。心が心を呼ぶ込むんですね!!!明日は裕紀さんの抜いた本身をしっかりと受けて立ち会います。私も相当な覚悟を据えないと、、、、、です。

この間ご一緒した坂田佳子さんのブログkeikopusan.exblog.jp  です。おしゃれでチョとセクシーな佳子さんらしいブログなんで又訪れてください。

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2009年1月29日 (木)

最高の仲間達

27日に「太閤園」のイベントに出演させて頂きました。「ART CLUB」の敬子ママからのお話で、ピアノ:釋恵一・唄:敬子ママ、坂田佳子・舞:立花典枝、、、の、これは「愉快な仲間達」かな???楽屋でも待ち時間でも笑いっぱなし!!!佳子さんのすっとんきょうな素敵にセクシーなパーソナリティーは笑いを誘いっぱなし、、、、、(話したいけど、、、これはオフレコ、、、無理話せません!!ちょっと色っぽ過ぎて、、、ね)釋さんと敬子ママはもううん十年の付き合い、、、そんな中で「ART CLUB」のXMAS等は釋さんがママから頼まれてARTのキッチンで料理を、、、でも釋さんの本業はあくまでも「ピアニスト」なんです。でもそこは人が良い釋さん、そして何事にもノメリコム釋さん、、、夢中に一生懸命料理に専念して、、、ママから「釋さんピアノ弾いてよ!!!」との声!!釋さん「あんたが作れって行ったのに~~~~~」ママ「ああ!!そんな事あったなあ~」またある時、ママと女友達、、、と釋さんと男友達、、、「皆で集まって楽しく食べよう!!!」「おーー!!!」で集まっていざ料理、、、すると女達全員椅子に鎮座されて少しも動かず!!料理したのは釋さんと友人の男友達だけーー釋さん曰く「皆主婦なんだよ!!それも現役の!!まあ若干一名はリタイヤだけどな~~でも全員ピリっとも動かへん~~~女は凄い!!!」で、、、大笑い!!!で、みんな「やっぱ女のパワーは全開ね!!!」敬子ママ「これで巡業行ったら笑いっぱなしね。楽しいやろね。」本当に楽しかった!!!気の合う仲間ってやっぱり素敵!!!でもみんなプロ中のプロ!!!仕事はしっかり!!!心は豊かに!!!笑いは豪快に!!!私幸せです。周りは良い人ばかり!!楽しくって、幸せで、マタマタ感謝です!!!

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2009年1月20日 (火)

美しい愛の賛歌

先日大阪心斎橋「ART CLUB」でライヴをさせて頂きました。bar其の時ご一緒させて頂いたのが田代美代子さん、、、そうあの田代美代子さん!!!美しい方はやっぱり美しかったです。そしてとってもピュアな方!!!今まで本当に多くの方がたの「愛の賛歌」を聞かせて頂きました。でもあの夜聞いた田代さんの「愛の賛歌」はとってもピュアな「愛の賛歌」だったんです。ピアフの壮絶な「愛の賛歌」というよりも岩谷時子さんの世界の持つ清らかな美しい「愛の賛歌」でした。優しく、清らかで、でも力強く、、、愛を歌い上げられた。素顔もとっても素敵な方で、、、楽しい、楽しい打ち上げは夜を越して日にちが遥かに変わっていました。いいご縁頂けて、幸せでした!!!happy01heart02happy01

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2009年1月17日 (土)

海に沈み行く雪

「海に沈み行く雪・・・・・」美しい言葉ですよね。伝えて下さったのはギタリスト西垣正信氏地唄の「雪」からのイメージだそうです。京に降り行く雪、、、、、音もなく静かに降り積もる雪、、、、、賀茂川に音もなく舞うが如くに降る雪、、、、、それを見ながら「海に沈み行く雪」と言う言葉を、その情景を思い浮かべていました。地唄の「ゆき」は女の情念を舞う、その情念を過ぎた、超えた今もなお心の奥に秘めたように静かに、消える事無く、燃え盛る事無く、静かにしかし確実に生きている情念、、、、、その地唄の世界を超えて女の情念を超えてもっと深くへ、もっと彼方へ、、、、、情念を思いの地獄を見たからこそ超えようとする人間の心を「海に沈み行く雪」の中に描きたいと、、、、、新たな地唄「ゆき」の世界を舞う事が出来れば、、、、、そう感じた。ゆきの夜。

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2009年1月 4日 (日)

初春のお慶びを申し上げます。

明けまして おめでとう ございます。sunsunsunsunsunsunsun 今年は皆様にとって素晴らしい年であります様にお祈り申し上げます。私は3日に琵琶湖の湖畔にて奉納舞を年頭にさせて頂きました。琵琶湖には龍神が住むと言われ、それはそれは美しい白龍だともいわれます。舞う時に琵琶湖の湖面が光輝き!!!波が黄金に光りました。舞うというよりも巫女のような思いになりました。今年の初めにとても素晴らしい機会を頂き感謝です。今は様々な状況が世界を駆け巡り、日本もその状況に左右される事が多々あります。そして私の周りも様々に動いています。生きている以上変化は常にあります。同じところに止まることは決してありません。それは公も個人も等しく同じです。動く事が状況を良くして行くと信じる事が大切に思います。信じる事の大切さは自らが様々な不安、苦悩、等に左右されず、常に「不動心」である事。時には揺れ動く時もあります。しかし、常に「不動心・中道の心」でいようと心掛ける事からその心は生まれると思います。きっとそれは日々の精進にかかっている!!!そう思います。今年は《希望と信念》を抱いて《素直に謙虚に》を大切に突き進んで行きます!!!

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2008年12月18日 (木)

ヴァイオリンの伊藤佳奈子さん

先日の私の創流記念公演「―源氏を舞ふ―六条御息所幻想 情念から菩薩へ」に出演して下さった伊藤佳奈子さんの京都上七軒「弓月」でのライヴへ行ってきました。京町屋にヴァイオリン!!!とってもいい感じでした。ヴァイオリンの音色が私はとても好きです。静かででも奥に秘めた情念が激しくほとばしる様に時空を舞う。その絃の音色がとてもすきなんです。クラシック、タンゴ、ジャズ、シャンソン、ロック、ありとあらゆるジャンルにその音は感応して行きます。佳奈子さんのCDの中から彼女の作曲の曲が一番素敵でした。ご自分の思い入れも合ったんだとは思いますが、、、ロスで録音されたとの事。ドラムが凄かった!!!邪魔にならず、でもしっかり主張をしている。実に旨い!!!いいドラマーでした。佳奈子さんとのコラボが激しく、静かに、リズミカルに、緩やかに、素敵にいい感じ!!!大人のニューヨークに匂いのするいい曲でした。この曲で何時か舞いたいね。そんな話をした再会のひと時でした。

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2007年11月 8日 (木)

お弟子さんの個展です。

私の「書・ステンシル絵」の今一番の古参の弟子「川端志保路」さんの個展が今神戸市中央区栄町・読売神戸ビルIF「Yスクエア」で開催しています。彼女との出逢いは私がまだ毎年梅田三番街「紀伊国屋書店梅田本店ウインドウギャラリー」で個展を続けていた時でした。毎年夏とXAMAS、年賀状の12月に開催していました。其の時です、仕事の行き帰りに毎日回り道をしてまで、私の個展を見ていたそうです。そして幾日か通っていて初めて「生徒募集」を知り連絡をして当時稽古場の一つ、芦屋の稽古場に来てくれたのが最初でした。それから仕事をしながら懸命に描いていました。時には書を、時にはステンシル絵を。それを続けて近頃は「先生、子供に教えているの」と嬉しそうに語ってくれました。そして、「先生、今度知り合いの喫茶店に絵を置かせてもらえるの」「わー!!良かったね。頑張ってね。」そして今度は「知り合いに個展しないかって言われて、やります。」「すごーい!!じゃ個展に向けて頑張って描かないとね。」私は自分の師匠「前原少青先生」によく言われました。「私を超えるのよ。」凄い言葉です。超えようのないほどの方でした。でもその言葉が先生の何よりもの深い愛情であったことを今実感として胸深くに生きています。だから川端さんに「私を超えてどんどん発展して行ってね。大きく広がって行ってね。」すると彼女は「私はずーっと先生の弟子です。一番弟子でいます。」私はなんて幸せなんだろうって!!いい師匠といい弟子。本当に恵まれています。どうか川端さんの初の個展皆さん多くの方が行かれるようお願いします。日程は「11月3日~11月11日:テーマ:(光からのメッセージ)」場所:神戸市中央区栄町読売神戸ビル1F「Yスクエア」「土・日」は本人も会場に行っています。どうか宜しくお願いします。

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2007年10月21日 (日)

10月のお客様

10月のお客様は「宍倉朋子さん」ソプラノ歌手で現在幾つかの高校で音楽を教え、京都芸術大学の博士課程の学生さんでもあります。彼女の歌は主にバロックの曲が多く。古典の中にあるドラマティックな表現方法を大切にされています。聞かせて頂いた中で掛け合いの女のドラマティックな話がありました。それは非常に表現力を必要とし、聞いている側がオペラの表現の巧みさを感じることが出来る素晴らしいものでした。いつも勉強中という彼女の姿勢が私はとても好きです。今共に「―源氏を舞ふ―」を創り上げようとしているカートさんもその姿勢を崩さずにいる人です。先日も「今は師匠が亡くなっていないので地唄の「葵の上」改めて稽古に行きます。」と言ってくれました。すでに彼は立派なプロです。全国で活躍し、アメリカでも高い評価を受けている人です。でも必ず原点に戻って自分を見つめ、改めて稽古をしに行く。これが彼が真実プロであることの証だと私はそう思いました。いつも初心に戻れる人でありたい!!!私はそう思っています。朋子さんの歌を聞いた時に、その表現力の巧みさに彼女が長年培ってきた事の凄さを感じました。きっとこれからも甘える事無く道を究める努力を怠る事無く続けて行く人と思います。それは自分への挑戦なのです!!!今の自分を超える!!!これしか無いと思っています。人との競争でもなく、あくまでも自分自身との戦い。そう思います。それを弛まず、怯まず、持続し続ける事でしか物事は達成して行かないと思います。そのように芸を追及して行く人に出逢える事はとっても幸せです。そして、色んな事を気づかせてくれます。彼女は来年4月にリサイタルを京都でされます。其の時に又出演して頂こうと思っています。

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2007年8月10日 (金)

六条御息所考

前東宮妃であり、高貴な身分と美貌と教養を併せ持ち、その物腰は気品と奥床しさを漂わせていた。その誇り高く知性豊かな女人が恋に狂い嫉妬の焔に崩れてゆく、、、、若き源氏に溺れて行く御息所。美しく誇り高いが故の孤独感。そんな孤独感を源氏も抱えていたのではないかと、、、源氏の彷徨える心の孤独と御息所の抱えている孤独。それが寄り添うことになる心の始まりではないかと、、、、、けれどこの孤独感、求めても求めても彷徨い続ける心。その有様は同じでもその根本の心は違っていたのではないかと。御息所は前東宮の寵愛を一心に受けて過ごした月日と今の我が身。御息所という女人は自分の内に燃える情念を抱え続けて生きている女。その焔のたぎりは源氏に出逢った事で燃え上がって行く。抱え持つ孤独をも払拭する如くに一途に燃えて行く。だが源氏の抱えている孤独は母を求めるような、安らぎを求め続ける孤独感。そこには言い寄る事の出来ない深い流れが横たわっているのではないか。御息所は始めからその違いを感じていた。愛を求める本質が違っていた事を、、、御息所の心のように源氏の思いが自らの思いとは違うことを感じていたと。そうと知りながらも求め続ける心。抑えても抑えても抑えきることが出来ない心。嫉妬に狂う事の愚かさも恥ずかしさも充分に認識をしていても愛に翻弄されてゆく御息所。そこに起こった車争い。自尊心を決定的に傷つけられ、今まで感じた事もなかった激しい屈辱感。御息所は己が運命を慨嘆する。そして、隠しても隠し切れない深層の情念と痛恨が知らず知らずに自らの体を離れ怨霊となって生きてゆく。深層の思いと誇り高い女人の心。その均衡が破られて、崩れてゆく、、、御息所は我が身を恥じながらなお消し去ることの出来ない情念と凄まじい痛恨の思いを抱え、崩れてゆく。終わることのない焔の中で、、、「源氏物語」の中で一際鮮烈に描かれている六条御息所。その対称に居るのが葵上。同じように源氏を求め求め続けてもなお愛されぬ心。葵の上は心を閉ざし心を冷やしてゆく事で生きようとする。御息所は愛されぬ心を燃やすことで生きようとする。しかし、最後に葵上は源氏の愛を実感して死んでゆく。どこまでも愛を実感できない御息所は最後の最後に至って苦しみの最中にいる。葛藤を抱え悟ることの出来ない心。執着を取り去ることの出来な心。その人間の原点とも言える執着の心を一心に受けて存在している御息所。紫式部の中で御息所は壮絶な自身の心の化身のようにも感じます。全てのものをかなぐり捨てた時に残る心、魂。六条御息所を描くことで人間の執着の凄まじさ人間の心の地獄を表現したかったのではないかとも思います。その事を通して真実の人の心の有様を見せてくれているようにも感じます。人間の心の奥には天国も地獄も存在していると、、、そこから執着を取り放つ事で清新な心へとなって行くのではないかと、、、その事を六条御息所を通して気付かされたように思います。

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2007年8月 2日 (木)

源氏を舞ふに寄せて

「―源氏を舞ふ―」と題して「源氏物語」五十四帖を舞い綴って行きたい!そう思った思いの中に、長年「上方舞」を舞い続けて、その中に息づいている女の心に潜む情念、その奥に潜む心の有様、秘してなお見え隠れする心。その有様を「源氏物語」の女達にも同じ潜む心を感じたからです。この女たちを舞いたい!!!この心を舞いたい!!!その思いが大きく激しく私の心を突き動かして行きました。名取を返上して舞い続けるうちに「上方舞」の表現を越えて表現したい!!!その思いにも駆り立てられたのです。「源氏物語」の女達に潜む真実の心を表現できればと思います。時空を越えて今に女人の心を息づかせる事が出来れば、、、千年の時を生きている源氏の世界。その行き交う無限の空間を私は生きたいと思います。その空間を大切に、時空を越えながらその中に息づきたいと、、、その空間の中にこそ言い知れぬ思いが宿ると、、、埋めることのない空間に激しさも情念も狂気もそして忍ぶ思いも、、、現実と越える時空とその先にある真実と、、、その全てを舞いの中に秘めたかったのです。今《六条御息所》に取り組んでいます。この一人の女人を創り上げるのに何年かかるか、、、暫くは《六条御息所》の女の情念と焔そして壮絶な哀しみを生きてみようと思います。命を削るような・・・・・でもひたむきに心を込めて舞い綴って行きたいと思います。「源氏」の世界は現世と来世とその狭間の世界を生きています。男と女の美しく壮絶な生命の物語。夢幻は無限へと繋がり。一期一会は永遠へと繋がりゆくと信じて舞って行きます。

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2007年7月 5日 (木)

5月のお客様

「京都のやさしい風」の5月のお客様は祇園「いし田」の大将:石田静飛虎さんです。皆さんも私も「大将」と呼んで頼っているステキに気風の良い大将です。大将との縁はギタリストの中村ヨシミツさんのライヴが「いし田」でありその折に伺ったのが最初でした。それから私も幾度か「いし田」のライヴに出させて頂いて、そのたびに大将の気合の入った心のこもったお料理の数々を頂いて幸せな思いをさせて頂いています。1977年に独立されそれから京都の北山で店を構えられ、その後今の祇園に移られて、、、、、お休みはお正月の3日間だけという働きづめの日常を送っていられる料理人:大将です。年に数回「桂米二さん」の「落語を食べる会」を催されて、落語に因んだ料理を出されステキなコラボレーションをされています。大将には数々の思いというかもう理念と思います。それを持たれて日々料理を作られまた多くの若い方がたを指導されています。7月15日(金)6:00~「中村ヨシミツ 祇園祭宵宵山祭り」が催されます。是非皆様もお越し下さい。いし田TEL:075-525-1515です。

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2007年5月 3日 (木)

3月のゲストの紹介です。

3月の「京都のやさしい風」のお客様は京都「だる満」の三代目佐脇興英さん。私はこの「だる満」のおばんざいが本当に大好き!!!です。お味があったか~いんです。素材を大切に心を込めて作っていられるのがそのお味から感じられて。本当にステキなお店です。ラジオカフェの「京都のやさしい風」のお勧め紹介にずーっと「だる満」さんを紹介させて頂いているのもそんな気持ちからです。人の心を温かくもてなす!!さりげなくでも細やかな気遣いがそっと感じられる。これは本当に素晴らしいことと思います。硬い言い方だけど「義理や人情」って大切に思うんです。それが優しくさりげなく心を込めてして下さると、「ああまた来たい!!!」「この味にまた会いたい!!!」そんな気持ちになります。そのお店の三代目佐脇さん。彼はミュージシャンの顔も持っていて彼の作る曲はエレクトリック所謂テクノなんだけれどもとってもいい感じ!!!何です。軽さと重さ・優しさと強さ・時空を彷徨うようでちょっとセクシー。そんな彼がおばあさんやおばさんに混じっておばんざいを作ったり、様々な工夫をお店の中でされている姿はとっても微笑ましい。私の一押しは「蒸し鶏のおそば」これは絶品!!!時々たまらなくなって食べに行きます。行くと皆さんで「おかえりなさ~い!!」って向かえて下さる。みなさんも是非いらして下さい。きっとホッコリ、ユッタリそして温かい心になって美味しく頂けると思います。な~んて私宣伝やさんみたい!!でも是非!!!(場所):京都左京区岡崎「京都会館」西隣(電話):075-751-1123ホームページは「だる満」であきます。

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2007年2月25日 (日)

2月のゲスト紹介です。

Yuugaonoshou 2月のお客様は仲代達矢さん主宰「無名塾」の所属俳優佐賀龍彦さんです。彼はテノール歌手でもあり、舞台・ライヴで活躍中です。私が佐賀君と知り合ったのは、神戸三宮のライヴハウス「サロンド・あいり」のママの紹介でした。ある日電話で「今度ライヴをするステキな歌手の時に舞ってくれない?」「はい。いいですよ」これがキッカケ!佐賀君のライヴで「何しましょう?」「バラード調なら何でも」で、佐賀君が「アネージング グレース」をアカペラで歌い舞いました。初めての顔合わせ、初めてのコラボ、不思議に歌に引き込まれ感応するように舞えました。とてもピユアーで透明感ある良い声と感性を感じました。700人もの受験生で最後に残ったのは二人。その一人が佐賀君でした。今も所属は「無名塾」で歌手と役者として活躍していられます。そして、今「―源氏を舞ふ―」を共に創り上げようとしています。長年の夢が佐賀君に出会ったことで実現して行きます。これは彼に感謝です!!!ライヴのスケジュールを紹介しておきます。2/25(日)神戸「アマデウス クラシックコンサート」・3/2(金)神戸サロンド・あいり(TEL:078-241-1898)・3/19(月)リッツカールトンホテル「ラ・フレールスプリングコンサート」(ランチ込¥6000)(TEL:078-761-0005)です。・3/17(土)西宮鳴尾「桂ロマン亭」「―源氏を舞ふ―」昼の部1時開演(食事12:00~)夜の部7時30開演(食事6時30~)(TEL:0798-47-4430)今後も機会があれば出演して頂きたいと思っています。

 

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2007年2月19日 (月)

[1月の「京都のやさしい風のお客様」]

一月のお客様は京都烏丸「新風館」副館長佐々木伸也さんです。初めてお会いしてからもう何年になるんでしょう。短いようななが~いような実に不思議な方です。「新風館」はその字の如くに「京都に新しい風を吹き込むような、そこから新たな京都の風が吹いてゆくような」ステキな空間です。様々なお店と様々なレストランとそして様々なイベントが季節季節に行われています。私もこの不思議な空間の舞台で幾度か舞わせていただきました。天空に舞い上がるような、時空を越えてゆく感覚が今でも鮮やかに息づいています。さて副館長の佐々木さん。いつもは「シンヤさん」と呼ばせて頂いています。彼の周りにはいつも暖かで誠実な雰囲気が漂っています。多くの素晴らしい方がたとの交流は彼の素晴らしい人となりを伝えているようです。イイ男と言うのはいつもイイ男なんですね。そんな「シンヤさん」が居られる「新風館」の事務所は何故か男も女もイイん出す。ステキな方ばかり!!!私は事務所を訪れる度にその柔らかで暖かででも凛として決断を持って仕事をしていられる皆さんに会うのがとっても好きなんです。「京都のやさしい風」にも皆さん出て頂きたいと思っています。

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2007年1月13日 (土)

「京都のやさしい風」お客様紹介です。

12月にラジオカフェ「京都のやさしい風」に出演してくださった。「TNCブライダルサービス」社長木村俊昭さんの紹介です。「TNCブライダルサービス」は「京都のやさしい風」のスポンサーもしてくださっています。ブライダルサービスを京都らしい、京都らしさを!!と考えられて、今新しく「京都結婚日和」と題される京都ならではの和のテイストを活かした「料亭」「寺院」「神社」等での独自のブライダルを提供されています。「結婚されるお二人の思いを大切に!!!ご両親の思いを大切に!!!ご家族の思いを大切に!!!」「心を大切に!!!」と言う木村さんの熱い思いが創り出したブライダルサービス。それは長年結婚衣裳に取り組まれ、其の出来上がるまでに様々に携わられた方がたの心を大切にと思ってこられた木村さんの心意気でもありました。番組の中でのお話。番組に至るまでのお話。その後の佇まいは誠実で、人を大切にされる真摯な様子がとても印象的でした。そんな木村さんの会社のURLを紹介します。「www.kyoto-tnc.com」又は「京都結婚日和」でも開くそうです。是非ご覧下さい。

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2007年1月 2日 (火)

初春

初春のお慶びを申しあげます。皆様新年を迎えられていかがお過ごしですか?私は久しぶりにお休みです。昨年は31日まで仕事がありました。でも暮の最後までお仕事させて頂けたのはかえって幸せかなと思いました。どこかで誰かに必要とされている。それはとっても良い事で、幸せな事!!!今年も必要とされる人に、有用な人間になれれば。そんなことを思っています。静かに時が行き、静かに時がやって来ます。何万年何億年変わらずにときは行き、時はきます。そんな中で人の営みも変わり、人の有様も変化して行きます。その幾万年、幾億年の中でも変わることのない永遠なものが存在して居ることを信じて。遥かな尊きものに敬意と尊厳の念を持って生きて行きたいと・・・・・・・今現実は厳しい状況の中にあったとしても、それを乗り越える力は自らの内にあることを信じて。どのような状況も越え得ると確信する自分でありたいと思います。ブログに訪れて下さる方の中には、様々な物事を抱えていられる方もおられると思います。私なりに幾多の事を越えてきて今思います。其の時はいつも死に物狂いに格闘してきました。でもどんな事も、どんな状況にあっても逃げることはしなかったと。これだけは、顔を上げていえます。どんなに無様でも良い!!!どんなに格好悪くても良い!!!唯一天と地と自分に嘘をつかず。自らの真実に生きる事を!!!新たな年の初めに心新たにそう思います。今年も宜しくお願いいたします!!!

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2006年11月22日 (水)

5月の舞台写真です。

「saba.gif」をダウンロード 5月の「ART CLUB」フェスティバル(厚生年金会館 芸術ホール)での高橋キヨシさんとのコラボレーション「サバの女王」の舞台写真です。キヨシさんは呼吸を合わせてくださって、舞えるように舞えるようにギターを奏で、歌って下さいます。心が通って行ける。張り詰めた緊張と包み込むような優しさが伝わって来るんです。又ご一緒したいと思っています。

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2006年11月13日 (月)

今大切にしたい心は

最近様々な記事にいろんなことを思います。そして大切にしなければならないことは?と思います。今忘れられている事「人に対する尊厳の心」「人への尊敬の心」そんな気がします。多くの記事を見聞きする度に、哀しい思いと共にそう思います。どんな人に対してもどんな状況にあっても人が人に対して「敬意の心」を忘れてはならないと思っています。それをいつも思うことは難しい時もあるでしょう。そう思えないときもあると思います。でも心の隅に持っていなければならない心だと思います。決して忘れてはならない心だと!!!それを忘れずにいる事で何かを止めることが出来。何かを制御する力になると思います。自分ではどうしようもなくとめることの出来ない衝動を人は持つことがあります。人間である以上理性では分かっていても、とめることが出来ない思いがあります。そんな時でも、人に対する「尊厳の心」を「敬意の心」を大切にしていれば多少のブレーキは利くことが出来るのではないでしょうか?其の心が「謙虚な心」「素直な心」へを導いてくれると思います。私も偉そうなことは言えません。でも心を大切に、相手を大切に自分も相手も様々に出会う方にも「尊厳の心」を「敬意の心」を持って接してゆきたい!!!そんな自分になれるように努力したいと思っています。

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2006年9月16日 (土)

P・F・ドラッカーに想う

「P・F・ドラッカー」米国のいや世界のビジネス界にもっとも影響力を持つ思想家!!!と言われ彼の多くの著書はビジスの聖書として世界的な影響力を持っています。私は何故か、ドラッカーの著書が好きなんです。其のイノベーションの方法論には大きな影響を受けました。彼の本を読む度に「人間の有様」「人として本来成すべき姿勢」を学んで行きました。彼は言います。「私が13歳の時、宗教の素晴らしい先生がいた。先生が教室の中を歩きながら『何によって憶えられたいかね。』と聞いた。誰も答えられなかった。先生は笑っていった。『今答えられるとは思わない。でも、50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にした事になるよ。』今日でも私はこの『何によって憶えられたいか』を自らに問い続けている。これは自らの成長を促す問いである。・・・・・一生を通じて自らに問い続けて行くことができる。」「―ギリシャの彫刻家フェイディアスの教訓― 彼はアテネのパルテオンの屋根に建つ彫像群を完成させた。それらは今日でも西洋最高の彫刻とされている。彼の請求書にアテネの会計官は支払いを拒んだ。『彫像の背中は見えない。誰にも見えない部分まで彫って、請求してくるとは何事か』と言った。フェイディアスはこう答えた。『そんなことは無い。神が見ている。』今日に至るも、私は到底そのような域に達していない。むしろ神に気づかれたくないことをたくさんしてきた。しかし、私は、神々しか見ていなくとも、完全を求めていかなければならないということを、其の時以来肝に銘じている。」「『あなたの本の中で最高のものはどれか』とよく聞かれる。そのとき私は『次の作品です。』と本気で答える。」ー「プロフェッショナルの条件」より― 自らに常に真摯な探究心と向上心を追求し続けるドラッカーに私は非常に強く惹かれます。人としての真摯な有様はビジネスの世界を超えて人間の真の生き様を学んでいるようです。私は優れた経済人は優れたアーティストだといつも感じています。真の創造は芸術・経済・政治の枠を超えて人間が創りあげることの出来る素晴らしい未来であると思います。これからも事あるごとにドラッカーを読んでゆくと思います。彼が提示している様々なビジネスに必要な又経営者にとって無くてはならない思想は人間として学び努力してゆかねばならないものと感じています。それは舞う時も同じです。人として向上して行かなければ、観て下さる方がたに対して申し訳ないと思っています。学び続け、向上し続けて行かねばならないと。真実を真の心を舞うことが出来る舞人でありたいと思います。

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2006年7月31日 (月)

舞は一幕の芝居

「舞は一幕の芝居」私は、舞をこう認識しています。舞と舞踊は基本的に其の根底に流れる精神が異なると思っています。舞は「心・魂・精神」を色濃く表現するものと思います。「舞」は世阿弥の言う「目を前に 心を後ろに置け」「離見の見」等の教えのように、ある意味「花伝書」と「葉隠れ」がその精神の根幹の部分で、その有様が等しくあると、私は感じています。「扇は懐剣である」とかつての流儀では教えられました。それは、心を託すに値するほどの重みがあると言う事です。扇は単に表現の一部ではなく、心の具現化には必須のものであると思います。「心を託す」「魂を具現する」それは、そこに舞われる「女」であり「男」であり、又何かの「化身」を演じる時、扇は如何様にも表現が変化して行きます。「舞」は独り芝居であればあるほどに扇の意味は重みを深さを持ちます。「舞」は「心を舞う」ということです。そこに居る女・男・化身の魂を肉体を通して表現します。五体全てを使い、心を伝えてゆくのです。そこで大きな意味を持つのが「目」「眼光」と思っています。「眼」の動き一つ「眼」の煌き一つで心の変化まで変わって行きます。ほんの少しの動きの変化で伝えようとする心、表現したい魂が変わって行きます。いつも思います。繊細に心を見つめ見極めて行かないと、其の心の変化が全て「眼」に現れてくると。又、自らの「眼光」をしっかり見極めてゆかないと表現したい心のうちが、正確に伝えることが出来ないと。だからこそ常に心をやわらかく清新でいたいと思っています。「一陣の砂塵の無い心」「透明な美しい心」でいられたらと思っています。

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2006年6月16日 (金)

私が名取を返上したワケ

私が何故名取を返上したのか?よく人に聞かれます。「何故?どうして?」そりゃそうですよね。長い年月を懸けて修練を重ねて頂いた「名取」それを捨てるのには、確かにそれを越える思いがありました。一番の理由は《地唄「ゆき」を自らの念いで舞いたい!!!》これにつきました。流派には流派の教えがあり、古典の中でも重要とされている「ゆき」には変えることの出来ない其の流儀の「伝承の振付」があります。私も嘗て家元の直弟子として「伝承の振付」で「ゆき」を舞い続けていました。多くの「地唄舞」の振りは傘を使用します。又扇を傘に見立てて舞います。ただ、ある時期からこの舞は「傘」も「扇」もいらない。降りしきる雪の中、かつて芸妓の頃の様々な念いを抱きながら、今は仏門にいるわが身。其の心の内の鮮やかな女心と全てを越えた今の心。越えてもなお消えぬ残り火のような深い念い。この女心を表現するのに私は傘も扇も何のいらない。「心一つで舞いたい!」そう思ったのです。雪に身を置き、昔を思う。そして、最後に扇を剃刀にして、髪を自ら切ります。その一点の振りの為に私は「名取」を捨てました。ただ自らの念いを貫きたい!信じる道を行きたい!それだけでした。真実舞いたいと思うものを舞い続けたい!ひたむきにそう思いました。人には様々な見解があります。この思いを良しとする人否とする人様々と思います。それで良いと私は思っています。ただ物事を決断する時にその念いが純粋であるか否か。驕ったものかどうか。そこの見極めは非常に重要に思います。何時如何なる時も「素直に謙虚に」という心を大切に歩いて行きたいです。

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2006年6月12日 (月)

ジャズと揺らぐあかり

「ジャズと揺らぐあかり」???ジャズヴォーカリスト「藤村麻紀」さんのコンサートに先日私のラジオ番組「京都のやさしい風」に出演して下さった、「揺らぐあかり」の増村さんの光とジャズのコラボレーション。麻紀さんの声にピアノにサックスにドラムにベースに静かに反応して光が揺れるんです。美しい本当に美しい。人は心に感応すると、その心が優しく揺れ。木漏れ日のように心に光が揺らめいて行く。そんな人の心に静かに光が投げかけてくれる、優しい揺らめきが、ジャズと感応するいい時を刻んでくれました。麻紀さんのヴォーカルが良い!!!竹下さんのピアノ・佐藤さんのドラム・鈴木さんのサックス・時安さんのベース。光との見事なコラボレーションでした。近いうちにこの増村さんの「揺らぐあかり」と私の舞とのコラボレーションを実現したいと思っています。増村さんともそんな話をしています。「上方舞」には合いそうなんです。また新たな試みが創造できそうでちょっとワクワクです。

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2006年6月 3日 (土)

私のラジオ番組の六月のゲスト

六月のゲストの紹介です。
正木京子さん。芦屋市・西宮市を対象としたタウン誌「な~る」のオーナーさんです。何故西宮の方が?ですよね・・・
私が会員として所属している会に正木さんもいらして話が弾みました!息ぴったりの人でした。どんどん話が進んで。
ラジオで今現在の思い・夢・・・・語りましょう!!!  そして実現しました。
今彼女がバックアップしているジャズヴォーカリスト「藤村麻紀さん」彼女のコンサートが6月11日(日)6:00~西宮《兵庫県立芸術文化ホール》にて開催されます。感性の豊かなヴォーカリストです。(ちょっと変わった麻紀さんのプロフィール:15歳から東京吉祥寺でライヴ活動を始める。1992年東京Vocalコンテストで最優秀歌唱賞受賞。検事を目指し慶応義塾大学法律部法律学科へしかし在学中に米国スタンフォード大学へ留学。其の時ゴスペルに出逢う。これが今の彼女へと繋がって行くんです。)
そんな正木さんの活動と彼女の人となりを皆様に紹介します。
血液型:A型 年齢:美とキャリアの融合齢(私にはそう感じられました。)彼女曰く:タンゴの名手の父と宝塚ファンの母の間に生まれる。子供も頃の夢はデザイナー、やがてジャーナリストを夢見る。結婚出産を経て、朝日新聞関連の情報誌の業務に就く。阪神大震災から1年後に広告代理店を開業、法人設立。そして現在タウン誌「な~る」のオーナー・編集長。
「兵庫県立文化芸術センター」を着工直後から取材。紙面上で、地元が支えるべき文化を発信し続けている。
文化は地域の中に生まれ根付き、そこから育ってゆくものと思います。
今自分達が出来る事、しなければならない事。育てるべきもの。生まなければならないもの。
人生を生きたからこそいえる事。越えたからこそ伝えれるもの。人間の心のうずきを形にする。それが全ての文化の始まり。
今は古典と言われる其の数々の文化も芸術も全ては人の心の発露から生まれました。
そんなことも交えてトークして行きたいと思います。 みなさまお楽しみに!!!

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2006年6月 1日 (木)

夢に向かって

Takeshiさんありがとう!!!本当に夢に向かってひたむきに歩き続けたい!!初めて会ったときもそんな話を語り合いましたね。「夢はこの手で手にするもの」夢は実現するためにある。そう思います。たとえそれが、果てしなく遠くても、今は叶いようも無いほどの先にあろうとも、そこへ向かって歩み続ける。精進を重ね、ひたむきに歩いてゆきたい。「舞続けるという事」其の先にあるものは・・・・・おそらくこの肉体が動く限り舞い続け、思いを重ねて行くであろう。舞うという事の底にあるものは、「ひたむきな念い」好きということを越えて何かに引かれ導かれてゆく自分がそこには居ます。何故続けるのだろうか?何故こうまでしてやろうとするのか?時折自分でも分からない時があります。「何故?」何かに突き動かされる時、何かに導かれてゆく時、不思議な思いに駆り立てられて、今こうして舞っている。幾転生の中でそれを繰り返してきたのか?舞いながらそこに居るもう一人の自分を観ることもある。全くの無私なる自分になる時もある。そこに居ながら空を翔る時もある。その全てが「舞」事。そこには必ずお客様との心の感応が存在している。舞事で心が繋がって行く。伝えたい思いが、共に感じたい思いが調和されて行く。その一期一会の時を永遠の時へと繋ぐ為に舞いたい!!ただひたむきでありたい、そう思います。

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2006年5月31日 (水)

Prayer TAKESHIさん

友人の《Prayer TAKESHI》さんが1st.albumをリリースされました!!!皆様にお知らせです。彼は、東京芸大出身在学中から二期会オペラ・藤原歌劇団オペラに出演。卒業後はNYにヴォーカル&ダンス留学。帰国後「劇団四季」の「キャッツ」「オペラ座の怪人」「ドリーミング」「ヴェニスの商人」に出演。今は、ヒーリング・ゴスペル・ユニット「Praiyer」を結成して活躍中です。今回待望の1st.albumが出ました!!!本当におめでとうです。彼は人柄もさることながら声がイイ!!!実にイイ!!!深くココロに響くイイ声と暖かな心の持ち主です。芝居心のある、表現力が深いヴォーカリスト。皆さんにお勧めなので紹介します。「Healing Gospel」是非!!ですよ。詳しくは:彼のURLへ私のリンクからも入れますが、一応紹介します。「http://777prayer.at.webry.info/」これからのコンサートも紹介されています。きっと皆様に暖かな癒しの時間が訪れることでしょう。

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2006年5月25日 (木)

三石瑤子さんと私のオチョブ

ラジオカフェのゲストに来て頂いた方で「三石瑶子さん」

三石さんとは実はご近所なんです。

私の家には病を抱えている犬一匹と10年になる猫一匹がいます。

この病気の犬。拾いっこのわんこ。種類は芝犬なのになぜかダックスフンドのように

まるでドラムカンに足がついてるような犬!!!

だから名前は「オチョブ」ちょっとだけブーコだから・・・・・

一応ねんのために医者へ・・・・・「痩せさせないと」と先生。食事療法してやせました。

今度はどんどん痩せてゆく「先生おかしいです。」検査しました。

なんと!!!!!「糖尿です。」  「えっ~~~!!!!!」

それからチョブとの闘病の日々、朝一番に散歩・食事・注射

この注射私がするんです。

もう今では少々の医者より絶対に「うまい!!!」自信ありです。

三石さんのお家のあたりをチョブと散歩中に仲良くなって、

いろんな話をして、ドンドン親しくなって、気があったんです。ステキな方。

凄い方なのにちっともそんなことを感じない。

三石さんは「病気の多くの原因は食生活や生活のパターンの急激なアメリカナイズにある」といわれます。

8年間フランス ルイ・パストウール大学医学部 腎臓内科に留学 

 腎移植の臨床を学ぶ。その後 免疫学教室に在籍 移植免疫の研究に従事。
 1987
11月~199912
 12
年間アメリカ UCLA外科移植抗原研究室に在籍 遺伝子を用いて移植抗原

 をタイプする研究に従事、主任研究員として研究者の研究指導にあたる。
 2000
1月~現在
 京都 ルイ・パストウール医学研究センターに勤務。分子免疫部部長として移植

 抗原の研究の傍ら 付属診療所副所長として、癌の免疫療法に従事。》

また「病気とお友達になるんです。心の動き、思いで病気も左右されます。」

「私は多くの患者さんから多くのことを学びました。これからも患者さんが幸せにならるるように診てゆきたいです。」

私は三石さんと話しをしていていつも思います。

この言葉を思いを多くの人に伝えたい!!!

一人でも多くの人に聞いていただいて、心を癒して頂きたいと思っています。

人の輪って繋げてゆこうとする心が、次の人をまた次の人をと繋いでゆくんだと思います。

京都三条ラジオカフェの「京都のやさしい風」は心を紡いで、心を繋げて大きく飛翔したいですね。
 

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2006年5月18日 (木)

 夢・無限

私がこの《京都三条ラジオ・カフェ》のパーソナリティを始めて一年になろうとしています。 やっと1年、、、? う~ん、あっという間の1年でした。

様々な方にゲストに来ていただき素敵な番組にしていただきました。

そんな皆様を紹介したくなって話していると、私のホームページを作っていてくれ

ている彼女が「ブログにされませんか?」これがきっかけでした。

そして、はじめました。   宜しく!!

まずは一番最近のゲスト「Benjamin DIAMOND  Benjamin MORANDO」さんの紹介から

ダイヤモンドさんは99年全世界で200万枚のセールスをしたスターダストの“MUSIC SOUNDS BETTER WITH YOU”のヴォーカルとして脚光を浴びた人です。

01年に1stアルバム《STRANGE ATTITUDE》をリリース。

続いてディオールのショーのための音楽を製作。

05年春2ndアルバム《OUT OF MYSELF》をリリース。本当に多彩な人です。

今回の来日はアルバム「DIRTY DIAMONDS」の発表のための来日でした。

ベンジャミンさんのコンセプトは「人間の心・自由な感性」お話をしていても、

本当にナチョラルで、暖かな人柄の方でした。

今自分のレーベルを設立されて、ミュージシャンを育てていられる。

其の中で、「型にはめずに、自由でしかし抑えるところはしっかり抑える。

自由でありながら、けじめをつけた指導もして行く。」

と、其の姿勢は堅実で、素敵な人でした。

フランスのエスプリもあり、自由奔放で少しシャイで粋な人でした。

何の前触れも無く、突然出演の話が出来上って、それを楽しみながら出て下さいま

した。 この軽やかさは何なんだろうって、不思議に感じながら話しえをしている

と、これがフランス人の人生の楽しみ方!!

あっ!!そうなのか、とってもフットワークが良いんです。

話し出したらとまらない、本当に時間が過ぎて行って、延々と語り始める。

実に楽しい人です。

同じベンジャミンという名前のDIAMONDさんとMORANDOさん

その時時の時間を実に楽しまれる、出会いも、その場も。

肩の力を抜いて、自然に軽やかにそんなことを教えてもらったような気がします。

次の日に京都のクラブ「LAB TRIBE」にゲスト出演されるということなので。

行きました。彼のDJ 中々素敵で、彼が演奏するとホールにし自然人が集まり、

曲想も変化がとっても面白かったです。

彼の「音楽に関しては、ジャンルを問わず、新旧を問わず良いものを伝えたい。」そのジャンルを越えた感性の煌きは素敵でした。

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