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2017年10月17日 (火)
2017年10月12日 (木)
《文化庁芸術祭参加-青昇舞一夜》
《文化庁芸術祭参加公演-青昇舞一夜-》
朝から清清しい秋晴れの美しい日でした。
楽屋入りして直ぐに「トスカ」のリハーサル。今回は一人立ちの舞。脚本も散文のような語りのような、、、に仕上げました。
筑前琵琶の片山旭星先生に曲創りをお願いしました。緩急のある素晴らしい曲に仕上げて頂き感謝です。
音響効果として最初は能管を考えていましたが、「トスカ」は西洋の女です。悩んだ末にヴァイオリンにしました。やはり想いや情念が前に出て来ますね~~
上方舞の世界の女とは違う西洋の女の情念は表現が全く違います。
城壁から飛び降りる下りは裾引きで跳びました。そして、上方舞にはない反りの所作も3ヵ所入れて舞いました。心の有り様は4分程は男舞を取り入れています。
「雪」は何十年舞続けても辿り着けない舞の世界、儚さと今も埋火のように心の内に燃える想い人への情念。それは幾年月経ても変わる事のない真実の想い、恋情を今回は色濃く感じて舞ました。
きっと辿り着けない果てない舞と思っています。
地方はいつも地をして下さってくださる菊聖公一先生です。
リハーサルの時に先生が「今日はどうしましょう?12、3分くらいで行きますか?」「先生、すみませんが今日は15、6分くらいでお願いします。」「はい、じゃあそれで行きましょう。」
先生には私は全幅の信頼をさせて頂いています。いつものように三絃に唄に間合いに乗せて頂きました。
写真を一枚トスカがスカルピオを殺した直後カヴァラロッシに逢いに来たときのものです。乱れた着付けにしてます。
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