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2013年5月21日 (火)

六条御息所幻想

先日お琴と地唄の会にゲスト出演した「六条御息所幻想」の写真です。

Photo

今回は是非に「六条御息所幻想」をとの依頼を受けての出演でした。これは全くの私の創作の「六条御息所幻想」の-上方舞源氏を舞ふ-のなかの一作品です。源氏から疎遠にされ葵祭に忍んで行き、人目源氏の麗しい姿を見たいと、、、しかし葵上との車争いになり、高貴な六条の心が辱められ、その傷つけられた心、高貴な魂ゆえの慟哭、、、かつての東宮の妃としての誇り、幾多の公達に憧れられたプライド、その全てを傷つけられ源氏からも振り返られる事のない哀しみと悔しさ。その慟哭と想い故に我が身の知らない内に肉体から離れ彷徨いゆく六条の魂。この時六条の和歌に「どうか私のこの魂を下帯に留めて置いてくれ、、、」と切々と源氏に訴えます。自らでさえもどうしようのない慟哭故の姿。その中で六条は微かに救いを源氏に、仏に求め行きます。その深い哀しみ、自らでさえも留め置く事が出来ない彷徨える魂。そこには壮絶な女の生き様があります。しかし、その最中であっても六条は、かつて東宮の妃であった誇りは失わず凛として我が身を振り返り、仏に救いを求め行くのです。

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