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2013年2月28日 (木)

市川團十郎丈の辞世

「色は空 空は色との 時なき世へ」

「色は空」まさに「色即是空 空即是色」あるように見えて無きが如し、無きが如くがあるように見えし、、、

「時」諸行無常の理、、、過去も現在も未来もすべてを行き交う時は流れ、、、その時さえも次元を超えて等しく息づいて行く、、、

凄い悟りの境地の辞世と思わせられました。

「もののふ」としてのご生涯だと感じました。生涯「もののふ」として生きられたそのお覚悟、魂の深さ尊さに畏敬の思いを抱きました。

團十郎丈の高貴な「もののふ」の魂に心からの畏敬の心を捧げます。

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2013年2月18日 (月)

石原裕次郎CDより「北の旅人」フォトです。

「北の旅人」のフォトです。

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今回初めて石原裕次郎「北の旅人」を舞わせて頂きました。何故??と思われるかも知れません。私は古典「上方舞」です。今年舞わせて頂く「北の旅人」「思い出さがし」「夜明けの街」にはとても深い情念を感じたのです。それは覚悟の在り様でした。「上方舞」は私は「覚悟」の舞と感じています。そこに流れる思い・情念は人間の「覚悟」を「生き様」を描いていると、、、この曲も他の曲も一幕の芝居のように感じます。「歌」なんでしょうが、石原裕次郎氏の歌には一幕の芝居が演じられています。その根底に深い覚悟が見え隠れします。それは「上方舞」の原点にも等しいのです。温かな優しさの中に覚悟を秘めた世界がありました。そして、一幕の芝居が具現化されています。この世界を今後も舞い続けたいと思います。

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地唄「狐火」のフォトです。

地唄「狐火」のフォトです。

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大石内蔵助作詞とされる「狐火」狐の化身が人間の男に恋して、、、の物語。幾度も舞い続けて辿り着いたのが「覚悟」の様でした。添えぬ事も、叶わぬ事も初めから承知の上の恋。そこには命を懸けた「覚悟」が見えるのです。自らの心の内を誰にも気とられぬ。気づかれてはならぬ覚悟。この舞の全編にその心が見え隠れしています。覚悟の全てを自らの心の内に秘めて。だからこその凄まじい思いが揺らめいている。我が身に背負った「死」の覚悟。だからこその清廉な心。舞いながらその思いに惹かされ、壮絶な覚悟を思い知らされました。




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