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2012年2月 6日 (月)

天守物語

シネマ歌舞伎「天守物語」創りたい作品「天守物語」その為にもと、、、観てきましたが、、、鏡花の世界は歌舞伎の様式美、歌舞伎の間合いと台詞の声音の音域、高低、含み、息の間、目の動き、所作、その全てが見事な「天守物語」でした。玉三郎丈の富姫、海老蔵丈の図書之助。今、、、前後もこれ以上の配役はあり得ない!!!そう感じる程の美しさでした。

特に海老蔵の図書之助は富姫が「千歳百歳にただ一度、たった一度の恋だのに」と言わしめるほどの美しさでした。この世の者でない富姫が命に代えてとも思うほどの美しさが!!!

これ以上の図書之助はないでしょう、、、恐らく、、、

「富姫は女ではなく人間の覚悟、精神の具現化」とも思えます。生き様の美学、覚悟の美学、様々な思いを超え、見据えた後にある清らかな思い。

超えなければ得られない心。玉三郎の世界にある女とも男とも言えぬ、それさえも超えた先にある美しさが、、、女形の持つ不可思議な世界。

歌舞伎という何百年も生き続ける不可思議な艶なる世界。

そこに息づく女形と立役が醸し出すこの世の者とは思えない程の美しさ!!!

所作の一つ一つ、目の動き、足さばき、手の動き、声音、声とも息とも言えぬ音、、、修練を積み上げてこその美しさ!!!

しばらく時間の許す限り通います。

「天守物語」創りたいけど、、、作品にしたいけれど、、、とことん通って、学んで、その先に自分なりの答えが見つかると思います。見続けたその先にきっと、、、

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