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2011年2月13日 (日)

市川團十郎丈の「勧進帳」弁慶

幼い頃から、まだ物心がつかない頃から両親に連れられて毎月のように「歌舞伎」「新派」「新国劇」「能」「シンフォニーコンサート」「美術館」「神社仏閣」等など、、、今思えばそれが今の根底の全てのような気がしています。

幾たびおそらく数百回となく「勧進帳」を観てきました。歴史に残る数々の名優の弁慶を、、、目の当たりにして来ました。今も鮮烈に心に残っている数々の名優の弁慶!!!

当代の團十郎の弁慶に胸打たれました!!!心に涙が溢れました。

主君を思う武士(もののふ)、当代の團十郎の弁慶はもののふそのものです。、私心を捨て、自らの命さえも主君の為なら捨てる覚悟のその潔い心が、、、富樫に咎められて、主君義経を打つ、その心に、、、泣きました。

これ程に心打たれた弁慶は観た事がありません。此れほどまでに身を捨て、我を捨て、主君を思う弁慶に出逢った事がありませんでした。

主君の為に、義の為に、己を捨て一心不乱に守り通す。その心に敬意を持って感動しました。

舞台はその人の全てがさらけ出されます。一切の誤魔化しはききません。

舞台の板の上の團十郎丈に心からの敬意を、、、です。

この感動は消える事無く永遠に私の心に残ることでしょう。

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