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2010年6月27日 (日)

能「通小町」「雷電」

今秋ご一緒させて頂きます。大倉流小鼓の久田舜一郎先生が能「通小町」で小鼓を打たれますので、伺いました。事前に、今秋の「井筒」の台本を先生に監修して頂いて、作ったものをお送りしていましたので、、、

小鼓の音、響き、掛け声、それが微妙に変化して行きます。先生の鼓は深く心に迫ります。深草少将の心模様につれて音色が、響きが、掛け声が、変わります。小町は美しい小町でした。品が良くたおやかで、雅な色気が、、、そして、深草の少将の切ない心が静に伝わります。能は私にとっては勉強なんです。如何なる時も学びなんです。

先生にお目にかかり、「一応あれで行こう、ただやりながら創って行きましょう」と仰って頂き、本当にいつもいつも感謝です。あんなに凄い小鼓を打たれるのに、普段はとても優しい方です。敬虔な心でご指導を仰ぎたい!!!そう思いました。

そして、「仕舞、芭蕉」

素の舞、面も装束も何も着けずに、ただ素で、、、で、舞われ始められると、そこには芭蕉の精が、、、静に風が吹き、花が散り、月の光が、、、、、片山幽雪師の至芸を目の当たりに経験させて頂きました。

能「雷電」吉浪壽晃氏の能は何時拝見させて頂いても心が伝わります。菅原道真の無念が、、、雷となり、、、鬼となり、、、炎となって、橋掛かりへ、、、その凄まじさ、、、型の美しさ、無念の思いを持ち、鬼となってゆく様、、、頭の一振りが、、、切れが、、、、足運びが、、、その全てが勉強でした。後シテの迫力、鬼気迫る型の数々、、、

凄かったです!!!

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