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2010年6月29日 (火)

上方舞・風の舞「湖夢幻―近江八景―」

今秋に大津市伝統芸能会館で公演します「典枝舞―ワンコインで楽しむ上方舞―」の新作上方舞に近江八景を上方舞で創る事にしました。語り・演奏は筑前琵琶の片山旭星さんです。幾度か脚本を書き直し、監督にも見て頂きまだまだ工夫の状態でした、、、先日法然院での公演のご案内を旭星さんから頂き伺いました。語り・演奏を伺っている内に、もっともっと脚本を煮詰めないと、、、それから、、、私の前には「古今集」「新古今集」「万葉集」がずーーッとあって、、、そしてようやく書き終えました。最初の構想からは少し変化していますが、動かぬ地盤が出来ました。で、これからです。まだまだベースが出来ただけ、、、それもこれから工夫して、、、深めて、、、です。

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2010年6月27日 (日)

能「通小町」「雷電」

今秋ご一緒させて頂きます。大倉流小鼓の久田舜一郎先生が能「通小町」で小鼓を打たれますので、伺いました。事前に、今秋の「井筒」の台本を先生に監修して頂いて、作ったものをお送りしていましたので、、、

小鼓の音、響き、掛け声、それが微妙に変化して行きます。先生の鼓は深く心に迫ります。深草少将の心模様につれて音色が、響きが、掛け声が、変わります。小町は美しい小町でした。品が良くたおやかで、雅な色気が、、、そして、深草の少将の切ない心が静に伝わります。能は私にとっては勉強なんです。如何なる時も学びなんです。

先生にお目にかかり、「一応あれで行こう、ただやりながら創って行きましょう」と仰って頂き、本当にいつもいつも感謝です。あんなに凄い小鼓を打たれるのに、普段はとても優しい方です。敬虔な心でご指導を仰ぎたい!!!そう思いました。

そして、「仕舞、芭蕉」

素の舞、面も装束も何も着けずに、ただ素で、、、で、舞われ始められると、そこには芭蕉の精が、、、静に風が吹き、花が散り、月の光が、、、、、片山幽雪師の至芸を目の当たりに経験させて頂きました。

能「雷電」吉浪壽晃氏の能は何時拝見させて頂いても心が伝わります。菅原道真の無念が、、、雷となり、、、鬼となり、、、炎となって、橋掛かりへ、、、その凄まじさ、、、型の美しさ、無念の思いを持ち、鬼となってゆく様、、、頭の一振りが、、、切れが、、、、足運びが、、、その全てが勉強でした。後シテの迫力、鬼気迫る型の数々、、、

凄かったです!!!

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2010年6月24日 (木)

法然院で「源氏物語」講義

朝から「上方舞」の指導をして、法然院へ向かいました。

今日は昨年公演した「横笛」の脚本家で谷崎潤一郎の研究家でもある、たつみ都志さんが「法然院」にて「源氏物語」の講義をされる最終日。3回の講義で「桐壺」から「若菜下」までを講演されます。初回と2回は仕事が入って伺えず。やっと最終日に伺う事が出来ました。

相変わらずの楽しく面白い講義でした。彼女の切り口は正攻法からちょっと斜に構えたような、彼女独特の世界を講義してくれます。

講義が終わって参加者と共に本堂に御参りして、谷崎潤一郎のお墓にお参りして、、、

「横笛」は来年2011年3月1日に西宮の「芸術文化センター」で再演をします。その為にもこの講義は聞いておきたかったのです。聞きながら様々に思いが広がります。また新たな「横笛」を舞演じられたら、、、そんな思いを抱き、たつみさんも語っていられました。Tatumisann_2

Hounennin

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2010年6月13日 (日)

ロマン・ロラン「ぺギーの光」

今秋の公演「典枝舞一夜 vol,20」の能を舞ふ―井筒―と万華鏡の映像の中で舞う万華舞―INORI―の間に、古典と創作舞とを繋ぐ架け橋的な語りを、、、と考えていて、やっと辿りつきました。「ロマン・ロラン ペギーの光」に!!!

そして、京都の「ロマン・ロラン研究所」に連絡させて頂き使用を快諾して頂きました。

この「ロマン・ロラン研究所」はロマン・ロラン研究で有名な宮本正清先生が設立されたもので、今は奥様が主宰されています。

この奥様が本当に素敵な方で、自らも著書を出版されています。

初めてお出逢いしましたのが、作曲家で友人でもある岩坂富美子さんの紹介でした。

又今年1月にゲスト出演して下さった西垣正信先生のコンサートの折などなど、、、お目にかかる度に、エレガントで、、、知性と優美さが素敵に重なり融合して、、、いつお目にかかってもフランスの風が優しく吹いたような、、、そんな方です。

今秋の公演はこうして様々な素晴らしい方がたのお力添えを頂いてさせて頂ける事に感謝の気持ちです。

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2010年6月 6日 (日)

ロマン・ロランより始まりしもの

今秋の公演の中で万華舞「INORI」を公演します。

最初に花の舞―能を舞ふ―井筒 を公演しその後にこの万華舞「INORI」を公演します。その間に語りをしていただきたいと、、、万華舞「INORI」への前段階の語りを、、、考えていました。

そこに出逢ったのが、ロマン・ロラン人間の尊厳を崇高な魂を貫いた思想家であり、作家でもあります。

彼の作品の中を抜粋して語ってもらおうと考えながら、、、今行き着いているのが

シャルル・ペギー

万華舞「INORI」は魂の浄化と共に清新な祈りを表現したいと考えています。

私の舞・創造におけるコンセプト「情念から菩薩へ」の具体化を目指しています。

ペギーの作品の「ジャンヌ・ダルク」あるいは「クリオ」、、、

まだまだ模索中、、、

ペギーの「全人類が、おなじ心臓によって鼓動するように、、、全人類が、ただ一つの心臓として鼓動するように。」

理想かも知れない、理想でしょう、、、きっと

でもそこへ行き着く努力はしたい!!!しなければならない!!!

そんなことを感じています。

まだ先は見えていない、、、でもいつか必ず辿り着きたい!!!

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