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2010年5月30日 (日)

大安寺篝火舞台リハ

先日奈良「大安寺」にて今秋に行われる「大安寺・観月会・竹取物語」のポスター撮りの撮影が行われました。

日が翳り篝火が焚かれ、幾つかのライトに照らされて、、、古代琴の遼安さんと初のコラボを致しました。

古代琴は初めてです。以前遼安さんから「殆ど一音のみの音の旋律です。余りメロディーにはならないんですよ。」と仰っていましたが、

いざ御一緒させて頂くと、その古代琴の一音一音の中に不思議な旋律が流れて行きます。

それは古代へと時空を越えて迷い込んだような世界でした。遼安さんの唄も(長年地方もされていた方ですが、、、)古代の世界へ、万葉の、神代の昔へと誘ってくれました。

本当に即興コラボでした。撮影が始まる前に簡単に打ち合わせ、「どんな感じで演奏されます?」「最初は静に始めます。それから一度激しい波を作ります。そして、暫くしてもっと激しい波を作り、最後は静に終わります。まだ歌詞が全部は出来ていないので変化しながら唄います。」「最後の音だけ教えて下さい。」で、聞かして頂いて、、、

この打ち合わせで初めて唄われる事を知りました。

演出のねがいさんからは「天から下りて来て、かぐやを探しながら再び天へ帰って行く様子を、少し哀しみも持ちながら舞って欲しいい」との事。

篝火の中古代琴が流れ、舞い始めました。

そこは悠久の彼方の世界で舞っているような、、、静で荘厳な世界でした。

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2010年5月13日 (木)

能を舞ふ「井筒」

先日小鼓の久田舜一郎先生にお目にかかり今秋の公演「能を舞ふ―花の舞―井筒」の構成をご教授頂きました。

私が「何度も何度も繰り返し読み直しても、どう構成すればいいのか、、、どの箇所もカット出来ないんです。ご指導お願いします。」と申し上げましたら「分かった。じゃあしましょう。」と快くご指導して頂ける事になりました。

本当にあり難い事です。もう感謝ばかりです。

で、お目にかかると久田先生は直ぐに「どう舞いたいの?何をどう舞いたい?」と聞いて下さいます。

私、いつも感じるんですが、凄い方ほど、まず相手が何をどうしたいのか、何をしたいのか、そこを一番に聞いて下さいます。

中島監督もそうです。「あんた、こうしたいんだろう?あんたのコンセプトは(情念から菩薩へ)だろう?じゃあそれをきちんとやらないとな。それにはどうしたらいいかだよ。」

久田先生もまずは、「どう舞いたい?どう表現したい?」それから絶対に抑えておかなければならない所を教えて下さいます。

「井筒」の次第。つまりコンセプトの部分です。決して外してはならない所。

お話させて頂く内に身の引き締まる思いがしました。

心して大切に大切に創って行かなければならないと、、、

凄い方々にご縁を頂き、ご指導頂ける事に心からの感謝です。

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2010年5月 4日 (火)

〔典枝舞一夜〕が冠公演に

先日京都府文化芸術室より秋の公演「典枝舞一夜」のチラシ等に「京都府次世代等古典芸能普及促進公演」の冠を付ける様にとの指示を頂きました。

地道な活動が認めて頂けた事と感謝の気持ちです。

本年度より「上方舞立花流 典枝舞―ワンコインで楽しむ上方舞―」を始め様々な活動をさせて頂く中で、古典中心ではなく、古典を踏まえそこから新たな革新も生んで行く活動が如何に大切かも勉強させて頂いています。

「伝統とは革新を繰り返す事で受け継がれて行く」正にこの言葉通だと感じています。

伝統芸能に携わっている事はとても幸せであり、使命も感じています。

伝統芸能を伝承しつつ革新を繰り返して行きたい!!!

その為にはひたむきな精進と冷静な判断力が必要です。

止まることの無い精進です。

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