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2010年3月30日 (火)

アイザック・スターンのヴァイオリン

スターンのヴァイオリン、、、激しく格調高く繊細で消え入るようで情熱的で、、、心震える音です。多くの演奏家の中でやっぱり、結局はスターンに帰ってしまう、、、

いつ聞いても心の奥にえもいわれぬ深い感動が静に激しく揺れている。

今かかっている「湖夢幻―近江八景―」にこのスターンのヴァイオリンを、、、

マーラーのシンフォニーと、、、琵琶と語りとスターンのヴァイオリンとマーラーのシンフォニーと、、、

思いは巡ります。その波は幾度も幾度も押しては引き、押しては引き、、、心を巡って行きます。

そして、必ず辿りつくのです。この音、この曲、この語り、、、、、舞へと、、、、、

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2010年3月25日 (木)

上方舞 湖夢幻―近江八景―

今年9月の「上方舞 立花流 典枝舞」の大津伝統芸能会館での「ワンコインで楽しむ上方舞」にて新作風の舞「上方舞 湖夢幻―近江八景―」を上演します。

近江八景を題材に琵琶湖を元に上方舞用の一幕の芝居仕立ての作品を創ります。

物語は私の創作で作りました。琵琶湖に棲む龍神と人間の女の恋の物語、、、

私の創作の根幹のテーマ「情念から菩薩へ」のテーマそのものの舞に仕上げました。

筑前琵琶の片山旭星さんが弾き語りで演奏して下さいます。

これから創り込んで行きます。じっくりと琵琶湖と向き合って丁寧に作品を仕上げてゆきたいと思っています。

まずは9月が初演です。

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2010年3月17日 (水)

東大寺「修二会」

Omizutori2  Omizutori 先日東大寺「修二会」お水取りに劇団「高円」の修二会メンバーの方に案内して頂き、伺いました。

天平4年より1259年一度も中断する事無く続けられて来た、生きた文化遺産とも言うべき行です。最初に案内をして下さったのは、大仏殿の大仏の連弁です。そこは大仏様のまじか、、、本当に座していられる直ぐ真下の所です。

最初に「修二会」についてお話下さいました。二月堂で十一面観音に悔過する行法であると、その行の八割が懺悔であると、そして後の二割が感謝と招福、人々の平和を祈る事。

そのお話を伺い大仏様の連弁に上った時にはただただ、「感謝と平和」への祈りしかありませんでした。不思議な空間でした。時空を越え天平の時代に瞬時に戻ったような、、、とても不思議な感覚でした。

それから夜に「修二会」の二月堂へ案内して頂きました。そこでは練行衆と呼ばれる十一名の僧侶の方がたが行をされていました。ただひたすらに行をされるその姿に感動しました。灯火、声明、差懸の音、、、それはまるで芝居の舞台そのものでした。

灯明に揺らぐ僧侶の影、、、声明の声、、、差懸の響き、、、まさに素晴らしい舞台です。嘗てギリシャでも神に祈りを奉げる事は全ての芸術の始りでした。「修二会」は日本の伝統芸術の原点のように感じました。光と影と声と音と祈られる姿、、、それは大和の日本の芸術の始りであると思います。

1958年間一度も中断する事無く続けられている「修二会」、当時の人々が例えば、一握りの土を、、、1本の木、、、その人が奉納できるその一つ一つが集まって、あの大仏が完成されたと、、、そして、1958年間続けられている。今私達はその事を見つめ、心に留め置かなければならないと思いました。神仏への深い懺悔と感謝と人々への幸福をひたむきに修行し祈り続けられている姿に私は、ただ手を合わせました。

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