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2009年4月 9日 (木)

包丁人佐藤倖三氏

4月の「京都のやさしい風」のお客様。包丁人佐藤倖三さん。

今回は佐藤さんが出版された「包丁人の季語日記」のお話も交えての、包丁人としての様々なことをお話下さいました。そして、奥様の土田京子さんもご一緒に収録にお付き合い下さいました。奥様の京子さんは「アカンサス音楽教育研究所」の所長でもいられます。

先日佐藤さんの御本読ませて頂きました。これは、佐藤さんにお目にかかれるなりすぐに申し上げたんですが、、「まるで長谷川伸の世界ですね!!粋な江戸弁で書かれていて、先代の松禄さんの「暗闇の丑松」の世界が彷彿と、、、」と、すると奥様が「私松禄さんの大ファンでしたのよ。主人も」って、、、江戸の世話物の世界が生きているようで、、、読み進んで行くとこんな話が、、、

「ある日親方が、「いいかお前達。俺の目は節穴じゃあないんだ。若いもンが寄ってるんだぁな、少々の酒は多めに見よう。隠れてタバコを吸っているのもお見通し。挙句に仕事上がりに仲間で花札引いているヤツが居るのも知っていらぁ。だがな、人間の欲には限りがないんだ。酒かタバコ、博打かおんな、どっちかにしておけ。何もかも慎んで仏様でいろとはいいやしねぇが、方図ないと必ず身を持ち崩すぞ。」、、、そこで私は考えた。酒はとても止められない。女を絶つなんてぇのは坊主じゃあるまいし。よし、タバコと博打には生涯手を染めまい、と。、、、」   「あれ、素敵ですよね。なんか粋で、、、」  「いやー、やっぱ男ですからね、、」「で、おんな絶たなかったからこんな素敵な奥様に出逢えられたんですね。」(笑)

本当に素敵なご夫婦でした。年に一度はフランスから招待されて、「日本料理の紹介」という事で渡仏されます。今年も秋に行かれるそうです。

御本の中には佐藤さんの様々なお料理(季節季節の、、、)が掲載もされています。

是非お手元に、、、各書店で手に入ります。

著者:佐藤倖三 「包丁人季語日記」 発行所:積文堂出版

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