« 7月のお客様中島貞夫監督 | トップページ | 六条御息所考 »

2007年8月 2日 (木)

源氏を舞ふに寄せて

「―源氏を舞ふ―」と題して「源氏物語」五十四帖を舞い綴って行きたい!そう思った思いの中に、長年「上方舞」を舞い続けて、その中に息づいている女の心に潜む情念、その奥に潜む心の有様、秘してなお見え隠れする心。その有様を「源氏物語」の女達にも同じ潜む心を感じたからです。この女たちを舞いたい!!!この心を舞いたい!!!その思いが大きく激しく私の心を突き動かして行きました。名取を返上して舞い続けるうちに「上方舞」の表現を越えて表現したい!!!その思いにも駆り立てられたのです。「源氏物語」の女達に潜む真実の心を表現できればと思います。時空を越えて今に女人の心を息づかせる事が出来れば、、、千年の時を生きている源氏の世界。その行き交う無限の空間を私は生きたいと思います。その空間を大切に、時空を越えながらその中に息づきたいと、、、その空間の中にこそ言い知れぬ思いが宿ると、、、埋めることのない空間に激しさも情念も狂気もそして忍ぶ思いも、、、現実と越える時空とその先にある真実と、、、その全てを舞いの中に秘めたかったのです。今《六条御息所》に取り組んでいます。この一人の女人を創り上げるのに何年かかるか、、、暫くは《六条御息所》の女の情念と焔そして壮絶な哀しみを生きてみようと思います。命を削るような・・・・・でもひたむきに心を込めて舞い綴って行きたいと思います。「源氏」の世界は現世と来世とその狭間の世界を生きています。男と女の美しく壮絶な生命の物語。夢幻は無限へと繋がり。一期一会は永遠へと繋がりゆくと信じて舞って行きます。

|

« 7月のお客様中島貞夫監督 | トップページ | 六条御息所考 »

「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178370/15987763

この記事へのトラックバック一覧です: 源氏を舞ふに寄せて:

« 7月のお客様中島貞夫監督 | トップページ | 六条御息所考 »