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2007年5月17日 (木)

4月のお客様紹介

4月の「京都のやさしい風」のお客様は「笠井心さん」です。俳優・作家・演出家様々な顔を持っていられる方です。4月の時に「KYOTO大正ラプソディー」を公演されるお話をしてくださいました。中原中也と湯川英樹生誕100年を記念しての公演でした。これは笠井さんの作・演出そして主演でした。この公演のプロジェクトを組まれて役者を公募されたり随分と舞台に上げるまでのご苦労があったように感じました。笠井さんはまた「第十回紫式部市民文化賞」も受賞された「有栖川」という作品の作家でもいられます。先日笠井さんからこの御本をいただきました。私のような者が感想をとは思いましたが、美しい物語でした。人の心を運命を時空を越えて映し出して下さったような・・・・・雅な文章と共に人の心の美しさと凛とした孤高の魂を感じさせて頂きました。読み終わった後に不思議な時を行き交ったような、その時代に居合わせたような、香を感じました。またお話をお伺いしたいと思いました。

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2007年5月 8日 (火)

4月の公演報告

4月28日(土)に京都「錦鱗館」にて「―源氏を舞ふ―」第二回を公演させて頂きました。今回も多くの方にお越し頂き本当に嬉しくまた感謝の思いで一杯でした。この「―源氏を舞ふ―」は第一回から語り・歌のみで全て無音で舞う試みです。佐賀龍彦さんの語りと歌のみで舞う「源氏物語」はおそらく舞の世界でも始めての試みと思います。「空蝉」「夕顔」は一幕物の芝居仕立てに佐賀さんが脚色してくれました。今まで私が知っている限りの「源氏物語」の語りは全て女性でした。それを男性の佐賀さんが語り、和歌をアカペラで歌って下さる。これも多分始めての試みです。男性であるからこそ「光源氏」を演じることが出来、空蝉・夕顔との芝居も成立します。彼が語るたびに、歌うたびに源氏へと変貌してゆく。語りと歌そして舞。この組み合わせだからこそ創り出せる世界を表現したかったのです。芝居であれば源氏と空蝉・夕顔は絡み合います。舞と語り・歌の場合は決して絡み合わない。感応し合うのは心!!触れずにいるからこそより鮮明に心が伝わり、思いが重なってゆく。伸ばした手の向こうに思いを重ねる。見つめ合わないからこそ深く心を思いを感じあえる。その空間がとても大切なんです。その空間の中にこそ言い知れぬ思いが宿ると、、、埋めることのない空間に激しさも情念も狂気もそして忍ぶ思いも、、、現実と越える時空とその先にある真実と、、、その全てを無音の中に秘めたかったのです。「源氏」の世界は現世と来世とその狭間の世界を生きています。男と女の美しく壮絶な生命の物語。今創まったばかりの「―源氏を舞ふ―」54帖全てを仕上げるには果たして幾年かかるのか?命を削る作業と思います。そして走り出して思います。「源氏」の中に生きている女達が愛しくなって行きます。何故か演じるたびに愛しさが増して行く。とても不思議な感覚です。演じて舞って感応してゆく。そこには夫々の女が鮮やかに息づいてくれている。やってくるんです。向こうからその女が、、、今までにない感覚です。これからも佐賀さんの語り・歌と共に舞を掘り下げ深めて行きたいと思います。これからも宜しくお願いします。

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2007年5月 3日 (木)

3月のゲストの紹介です。

3月の「京都のやさしい風」のお客様は京都「だる満」の三代目佐脇興英さん。私はこの「だる満」のおばんざいが本当に大好き!!!です。お味があったか~いんです。素材を大切に心を込めて作っていられるのがそのお味から感じられて。本当にステキなお店です。ラジオカフェの「京都のやさしい風」のお勧め紹介にずーっと「だる満」さんを紹介させて頂いているのもそんな気持ちからです。人の心を温かくもてなす!!さりげなくでも細やかな気遣いがそっと感じられる。これは本当に素晴らしいことと思います。硬い言い方だけど「義理や人情」って大切に思うんです。それが優しくさりげなく心を込めてして下さると、「ああまた来たい!!!」「この味にまた会いたい!!!」そんな気持ちになります。そのお店の三代目佐脇さん。彼はミュージシャンの顔も持っていて彼の作る曲はエレクトリック所謂テクノなんだけれどもとってもいい感じ!!!何です。軽さと重さ・優しさと強さ・時空を彷徨うようでちょっとセクシー。そんな彼がおばあさんやおばさんに混じっておばんざいを作ったり、様々な工夫をお店の中でされている姿はとっても微笑ましい。私の一押しは「蒸し鶏のおそば」これは絶品!!!時々たまらなくなって食べに行きます。行くと皆さんで「おかえりなさ~い!!」って向かえて下さる。みなさんも是非いらして下さい。きっとホッコリ、ユッタリそして温かい心になって美味しく頂けると思います。な~んて私宣伝やさんみたい!!でも是非!!!(場所):京都左京区岡崎「京都会館」西隣(電話):075-751-1123ホームページは「だる満」であきます。

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